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児童が伊勢湾台風の体験を聞く

09月26日 12時45分

児童が伊勢湾台風の体験を聞く

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5000人を超える死者行方不明者をだした伊勢湾台風から26日で57年となります。
142人の児童が亡くなった名古屋市の小学校では、当時の被害の様子を子どもたちが学ぶ授業が行われました。
授業を行ったのは名古屋市南区にある白水小学校で4年生40人あまりが地元のお年寄り8人から当時の被害の様子を聞きました。
昭和34年9月26日東海地方を直撃した伊勢湾台風は愛知県や三重県を中心に5000人をこえる死者行方不明者をだし白水小学校の児童142人も高潮などで亡くなりました。
授業では当時中学生だったお年寄りが高潮とともに貯木場の丸太が街中に流れ込んできた様子を熱心に語りました。
児童から「翌日は大丈夫だったのですか」と質問がだされるとお年寄りは小学校の周りには水が残りグランドに魚がいたことなど当時のなまなましい様子を伝えました。
話をきいた男の子は「台風の直撃はすごい被害がでると知りました。
避難の情報がでたら食料など用意することなど教えてもらったのでやってみようと思います」と話しました。
白水小学校では今後も授業などを通じ伊勢湾台風の体験を伝える取り組みを続けるとしています。

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