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●栄誉たたえる (09/26 18:38)
 リオデジャネイロオリンピックのレスリングで四連覇を達成した八戸市出身の伊調馨選手と銀メダルを獲得した五戸町出身の太田忍選手に26日、県民栄誉大賞と県民栄誉賞がそれぞれ贈られた。
 伊調馨選手と太田忍選手は授与式に出席するため県庁を訪れ、大勢の職員から大きな拍手で出迎えられた。
 伊調選手はリオデジャネイロオリンピックで四連覇を達成し、県人として初めて国民栄誉賞の受賞が決まり、太田選手は初出場で銀メダルを獲得した。
 式では三村知事が「感動をありがとう」と述べ、伊調選手に3度目の「県民栄誉大賞」、太田選手に「県民栄誉賞」をそれぞれ贈った。
 このあと2人は青森放送本社を訪れ、RABラジオの「GO!GO!らじ丸」に生出演し、同じチームに所属する先輩後輩として普段着の会話を見せた。
 伊調選手と太田選手は27日、それぞれの母校などを訪問する。



●「最高の祝勝会!」 (09/26 18:36)
 伊調選手の地元・八戸市では凱旋パレードに4万人が詰めかけた。さらに後輩の子どもたちが手づくりの祝勝会を開くなど、市民みんなで伊調選手の偉業を祝った。
 オープンカーには金メダルの伊調選手と父・春行さんが母・トシさんの遺影とともに乗り、沿道には4万人が詰めかけた。
 伊調選手は「はっち」から、応援してくれたみんなに感謝の気持ちを伝えた。
 25日は伊調選手が子どものころに練習していた「八戸クラブ」が手作りの祝勝会を開いた。
 そして競技人生の支えとなってきた恩師、県レスリング協会の澤内和興会長に伊調選手なりの「感謝」が示された。
 祝勝会の後は子どもたちの練習を見守り、時には直接指導していた。
 伊調選手は地元八戸市で大切な人たちと大切な時を過ごし、今後の大きな糧にしていた。



●土佐犬 男児襲う (09/26 18:34)
 25日夕方、八戸市で小学生の男の子が2頭の土佐犬に襲われ、腕などにけがをした。土佐犬は以前にも敷地の中から突然通りに出てくる所を近所の人たちに目撃されていた。
 25日午後4時過ぎ、八戸市鮫町古馬屋の路上で自転車に乗っていた小学2年生の男の子が2頭の土佐犬に襲われた。
 男の子は2頭のうちの1頭に腕や尻をかまれ、全治2週間のけがをした。
 男の子をかんだ土佐犬は父親たちが取り押さえた際に死に、逃げたもう1頭も警察官が捕獲する際、強く抑えたところ、死んだ。
 2頭の土佐犬は現場から500メートル離れた民家で飼われているが、以前にも突然敷地の中から出てくることがあったという。
 2頭の土佐犬はいずれも1歳未満のオスで、噛み付いた犬が体長74センチ、もう1頭が体長70センチだった。
 県によると2頭は法律で義務付けられている年2回の狂犬病予防注射をしていなかった。
 県や警察は犬をしっかりとつないでいなかった県動物愛護条例違反の疑いで調べている。



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