蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【大リーグ】ダルビッシュ、日本人3人目の800K 7イニング0封で6勝2016年9月26日 紙面から
◇レンジャーズ5−0アスレチックス大リーグは24日、各地で15試合を行い、レンジャーズのダルビッシュ有投手(30)は敵地カリフォルニア州オークランドでアスレチックス戦に先発。過去2勝9敗と相性が悪い相手に7イニング2安打無失点、9奪三振の快投で6勝目(5敗)を挙げた。 マーリンズのイチロー外野手(42)は、ブレーブス戦の6回から代打出場し、2打数無安打。レッドソックスの上原浩治投手(41)は、レイズ戦の8回に登板し、1イニング1安打無失点。マリナーズの青木宣親外野手(34)は、3打数無安打、カブスの川崎宗則内野手(35)は1打数無安打だった。 ◇ 天敵をねじ伏せた。ダルビッシュの相手は、過去2勝9敗のアスレチックス。しかも2試合連続の対戦で、前回の17日は2被弾などメジャー自己ワーストの7失点と打ち込まれた。だが、この日は直球が最速98マイル(158キロ)と走り、許した2安打はともに単打。そのうち1本は、どん詰まりの内野安打だった。 「相性が良くない中でいい成績を残せたのは自信になる。怖がって投げていたら、いつまでも同じ繰り返しになると思うので」。共同電などによれば、ダルビッシュは晴れやかな表情で語った。投球フォームを微調整し、ツーシームも握りを浅くして球威が戻ったという。「前回は球速が落ちていたが、フォームをちゃんと改良できた。ストライクもちゃんと取れた(99球中67球)ので、状態は本当に良かった」 日本投手で3人目のメジャー通算800奪三振(K)も達成。ちなみに、他の2人は1918Kの野茂英雄(元ドジャースなど)と、986Kの黒田博樹(元ヤンキースなど、現広島)だ。 前日の左腕ハメルズに続き、これで左右の2枚看板が完全復活。バニスター監督は「2人が続けて好投したことは、何よりも大きい。チーム全体にとって大きな自信になる」とうなずいた。この日の登板のため、前日の地区優勝でシャンパンファイトを遠慮したダルビッシュも、ポストシーズンに向け「準備はできている」。球団史上初の世界一に向け、視界が大きく開けた。 PR情報
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