ＤｅＮＡ、中継ぎ・須田の代役は小林寛

　２４日の巨人戦で左太もも裏を負傷し、クライマックスシリーズ（ＣＳ）の登板が絶望的となったＤｅＮＡの須田幸太投手（３０）が２５日、出場選手登録を抹消された。ラミレス監督は「何人か検討しているが、今のところ小林が有力」と小林寛投手（２７）を代役に指名した。

　チーム最多の６２試合に登板した須田は横浜スタジアムで患部をアイシング治療。痛む左脚を引きずりながら「（２９日の）番長の試合で投げたかったなぁ…」と無念さをにじませた。２６日に病院で検査を受ける。

　小林は今季は１軍登板がなく、イースタン・リーグ２２試合で１勝２敗、防御率５・８７。勝ちパターンの中継ぎを務めてきた須田の代役には不安が残る。守護神の山崎康は「僕自身がきつかったときに須田さんに代役をしてもらったこともある。僕らでカバーしないと」とブルペン陣総出で穴を埋める覚悟だ。　（小林孝一郎）