蹴球探訪
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【プロ野球】「サブロー〜〜〜」満員のQVCでラストコール 最後は二塁打で男泣き2016年9月26日 紙面から
◇オリックス2−0ロッテオリックスが無失点リレーで接戦を制した。山田は6イニングを5安打で7月27日以来の2勝目。救援の3人も危なげなかった。1回に中島の中前打で先制し、5回には吉田正の左中間二塁打で加点した。ロッテは唐川を援護できなかった。 ◇ 満員御礼のスタジアムで万雷の拍手に迎えられたラストゲーム。ロッテのサブローが22年の現役生活に幕を閉じた。2011年に所属した巨人の阿部ら6人も駆けつけた。3打席連続空振り三振で迎えた9回の最終打席で、右中間を破る二塁打を放った。 05年の日本一に貢献した「つなぎの4番」はベース上で男泣き。その打席で聞き納めとなった、球団職員の谷保恵美さんが「サブロ〜〜〜」と語尾を伸ばす名物アナウンスは、驚異の7・3秒を記録した。谷保さんは「やり切った満足感があります」と充実の笑み。さらに伊東監督の粋な計らいも花を添えた。 「4番・指名打者」での先発だったが、9回は左翼、右翼を守った。かつての定位置であふれる涙をぬぐった。ファンの大歓声を背に浴びたサブローは「あそこが居場所だったのでウルっときた。監督にお礼を言わないといけないですね」と指揮官に感謝した。 「思えば長い道のりでした。22年間、愛してくださってありがとうございました」。今後の去就は未定だがサブローには「千葉ロッテマリーンズを日本一の球団にする」夢がある。ロッテの弱小時代を知る40歳が指導者になる日は近いかもしれない。 (小林良二) PR情報
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