多くの日本人が「痛風」という病気にかかっています。なぜ痛風になってしまうのか?その原因を紹介しましょう!
痛風の原因は尿酸値!
痛風の初期症状は、多くの方が左足の親指に激痛が走ります。その為、足をぶつけた覚えがないのに、左足の親指に激痛が走ったら、痛風を疑ったほうが良いでしょう。すぐに病院へ行き診察してもらったほうが良いです。私は1〜2年前に痛風になってしまい、当時は会社へ勤めていたのですが、仕事中にいきなり左足の親指に激痛が走りました。
尿酸値が高いと痛風の原因に
私は、行きつけの整形外科で診察をしてもらったら、医者から「痛風です」と宣告されてしまいました。そして尿酸値を測ってもらったのですが、その時は5.7ぐらいでした。しかし、痛風になる前に、健康診断で測った時は尿酸値が7.2だったのです。医者が言うには、尿酸値が高いと痛風になって、痛風が発生すると尿酸値が一時的に下がる言ってました。
尿酸値が高くなる原因
人間がある食べ物を摂取すると、プリン体という物を摂取します。このプリン体はやがて分解されていきます。所が、分解されなくて、余ったプリン体は「尿酸」となります。この尿酸は本来であれば、尿として排出されるので、健康的な身体で水を飲んでいれば問題ありません。所が偏った食事をしていれば、水を飲んでも尿酸は解けないで排出されないのです。そして健康な身体であっても、水を適度に飲んでいなければ、尿の量が足りなくて尿酸が排出されない状態になります。尿酸について、下のリンクにある「一般社団法人 日本生活習慣病予防協会」で詳しく紹介されているので、興味のある方はご覧になって下さい。
46.尿酸とは | おいしく食べる 楽しくはかる 生活習慣病講座 | 一般社団法人 日本生活習慣病予防協会
尿酸が排出されない状態が続いていくと、尿酸値が高くなって、このような状態を「高尿酸血症」と言われているのです。この高尿酸血症は、尿酸値が7.0以上が基準値と言われているのです。その為、以前の私は尿酸値が7.2だったので、高尿酸血症だったという訳です。
尿酸が解けないで痛風になる原因
上のリンクにあるHP「マンツーマンで教えちゃう 痛風クリニック リカコのいたいのいたいのとんでゆけ!」では、尿酸を下げる方法が詳しく紹介されています。
水を適度に飲んでいても、痛風になってしまう不健康な身体は、簡単に言ってしまうと「アルカリ性」のある食品を食べていない方です。このアルカリ性の食品を食べていなければ、尿は酸性になってしまい尿酸が解けなくなり排出されなくなります。その為、尿をアルカリにする為の食品を食べなければなりません。
尿酸値が高いと激痛が走る原因
上のリンクにあるHP「痛風.com」で、痛風により激痛が走る原因が詳しく紹介されてます。
尿酸値が高くなると、なぜ激痛が走る痛風になってしまうのか?それは排出されなくなった尿酸は結晶化(尿酸塩結晶)されて体内のある部分にたまっていくからです。そのたまった尿酸の結晶が運動や打撲などのショック、もしくはこれ以上は結晶がたまらないほど多くなった場合に結晶化された尿酸が剥がれ落ちてしまうのです。この剥がれ落ちた尿酸の結晶を異物と判断した白血球が退治しようと運動して、白血球が炎症性の物質を放出するのです!
この炎症性の物質により、一部の関節が腫れあがって激痛が走る事になります。痛風の初期症状は左足の親指なのも、身体の一番下に位置する末端の場所であり、尿酸がたまりやすい場所だからです。
痛風にかかり日本人が増えた理由
かつて痛風になってしまうのは欧米人でした。日本人は痛風にならない人種であると欧米人に驚かれたのが明治時代だったのです。所が日本の食文化は欧米化されてしまい、痛風になってしまう日本人が増えてしまったのです。
日本の食文化の変化が痛風の原因に
日本では一部の方が痛風の事を「贅沢病」と言っていますが、それは痛風にかかる原因を知らない為です。日本の食文化が欧米化されて、日本の食卓にあがる料理には、アルカリ食品が多く並べられるようになりました。この食文化の変化こそ、多くの日本人が痛風になる原因です。
下のリンクにあるHP「痛風の対処法・治療方法 贅沢病?とも呼ばれる強い痛みを伴う痛風疾患とは?」では、欧米化された食事で痛風になる原因について詳しく紹介されています。詳しく知りたい方はクリックしてみて下さい。
食生活の欧米化に伴い徐々に栄養バランスが優れているとされていた日本食離れが進んでいる | 痛風対処法
アルカリ食品と酸性食品のバランスが痛風の原因
上のリンクにあるHP「栄養学のメモと活用」で、アルカリ性食品と酸性食品を摂取するバランスが痛風になる原因になる事を詳しく紹介してあります。
あなたが、アルカリ性食品を多く食べて、酸性食品をあまり食べない方は痛風になりません。しかし、アルカリ性食品が少なくて酸性食品を多く食べると痛風の原因になります。アルカリ性食品とは、どういう物かと言うと海草類・野菜・果物・ナッツなどです。酸性食品とは、肉類・乳製品などになります。もしも酸性食品である肉類を食べたいのであれば、アルカリ性食品である野菜や海草類を食べないと痛風の原因になるので注意しましょう。
痛風の原因のまとめ
痛風の原因について説明してきましたが、いかがだったでしょうか?痛風にならない為には、肉類の摂取を抑えて、野菜などを多く食べる事です。そして適度な水の量(1日に2L程度)を摂取すれば、尿酸がたまる事はありません。健康診断などで尿酸値が7.0前後であれば、いつ痛風になってもおかしくありません。即座に食生活を改めたほうが良いでしょう。私は最近になって右手の小指が腫れて痛み出したので、痛風が再発したかな?と思ったのですが、石灰化という別の症状のようです。一応これから病院で診察してもらおうと思いますが、あなたは痛風にならないように気をつけて下さい。