当ブログでは、テコンドー、風雲拳といった、格闘技をテーマにしたゲームを扱ってきましたが、ブリーフ空手というものは、御存知でしょうか。
↑格闘技界の風雲児。風雲黙示録。
↑真実のテコンドーを伝える。ファイトフィーバー。
今回は、同人格闘ゲーム『ブリーフ空手』を取り上げてみようと思います。
こちらが公式ページです。 ⇒ブリーフカラテ(FR版)
開発者曰く、
「最近の対戦格闘ゲームに登場するキャラクターのコスチュームは段々と露出度が高くなっています。それならいっそのこと、ブリーフをコスチュームにしてしまえば良いと考え、このゲームを開発いたしました。」
と何やら悟りを開いている模様。
本作は、 オーソドックスな2D対戦格闘ゲームです。弱8方向の移動キー+弱中強の3ボタンが基本になります。また、ヴァンパイアシリーズで言う、チェーンコンボのシステムを採用しており、簡単操作で派手なコンボを決めることができます(ブリーフ男達の)。
操作キャラクターは個性あふれる9人
キャラクターは、9人。どうやら全員違う方が演じているようです。一見少ないようですが、「ブリーフを履いて闘う格闘ゲーム」という企画に参加した方が、9人もいると考えると、胸が熱くなりますね。日本もまだまだ捨てたもんじゃありません。
ブリーフ・オブ・ゾロ氏が持つ、ブラック・ブリーフを手に入れるべく、ゾロが開催した格闘大会に挑むというのが本作のストーリーです。
▲大会主催者ブリーフ・オブ・ゾロ。バラ長ぇ。
そんな、大会に挑む選手を何人か紹介しましょう。
ブリーフ戦士1:S・玉出(スーパーたまで)
キャラクター選択画面に入ると、一番最初に出てくるのが、このS・玉手。ストⅡでいうとリュウですね。
高橋名人かな?と思いましたが、NEOGEOの帽子を被っているので、どうやら違う人のようです。
公式ページの技表を見ると、ハラキリや、カミカゼアタックという表記が目に飛び込んできます。これは、もしや‥
▲で、出た―!ハラキリ!やっぱり神秘のサムライ、サワダ!
▲バンザイアタックも搭載済み!
ストリートファイター リアルバトルオンフィルムの紹介でサワダについて詳細を省いたのが悔やまれます。
↑実写ストⅡの完成形。ストリートファイターリアルバトルオンフィルム。
帽子がNEOGEOの割に、必殺技が"鉄山靠"、"風神拳"等(サワダも)バーチャや鉄拳をパろっていて、NEOGEO技が皆無なのは、NEOGEOキャラには、ブリーフで闘うキャラがいなかったので、モーションを作りにくかったからでしょう。
ブリーフ戦士2:ガリガリ君
なんですかこのキャラは、立ちモーションが凄く滑らかです。ぬるぬる動きます。ブリーフでぬるぬる動きます。
この、こだわりと技術に、技術大国日本の底力を垣間見る事が出来たのは私だけでしょうか(たぶんそうです)。
▲ガリガリ君(右)の立ちモーションは芸術的
超必殺技の”ミリ○ネア”もいい味出してます。
スタッフロールに開発スタッフの男気を見た。
ラスボスであるブリーフ・オブ・ゾロを倒すと、スタッフロールで、本作に関わった(関わってしまった?)方々が名を連ねています。
プレイヤーキャラの一人、苦羅那怒(くらなど)として、活躍する”あどん”氏の名前がいくつか散見され、また首謀者としてクレジットされてもいるので、この“あどん"氏が戦犯なのでしょう。
SPECIAL THANKS に「ステージ画像に映ってしまった各位」とあるあたりに、何やらゲリラ的精神を感じて、感慨深い気持ちになります。
▲映ってしまった各位?
格闘ゲームとしてのブリーフ空手
見た目のバカさとは裏腹に、ちゃんと格闘ゲームしてます。いままでの実写格闘ゲーム特有の嫌な操作感はなく、プレイ中は、自分の動かしているキャラがブリーフを履いたおっさんだということを感じさせないほどの爽快感です。
惜しむらくは、攻撃ボタンが少ないこと、必殺技が少ないこと(もっと見たい)ですが、それゆえにシンプルで深い対戦を堪能できるとも言えます。むしろ、操作をシンプルにして、ブリーフのおっさん達を堪能できるように、という”あどん”氏の思慮深さに感心するほどです。
イカすブリーフ男達が画面狭しと闘いを繰り広げる『ブリーフ空手』、いかがでしたでしょうか?私も格ゲーに参戦する時は、真っ白なブリーフで参戦したいものです。
80-cafeさんご紹介ありがとうございました。
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