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 目には見えないけれど、負荷がかかりすぎると、イライラや食欲不振、不眠など様々な症状が出るストレス。これを手軽に測ることができる機器が開発されました。着目したのは「耳の穴」です。実は、心拍数や体内の水分量などデータの宝庫なのです。

 「耳栓と同じように装着すれば脈拍数が測定できます。音楽を聴きながらでもデータがとれます」。東洋大理工学部の寺田信幸教授が実演してくれた。携帯端末には脈拍数の波形が示される。

 外耳道(がいじどう)内圧測定装置。外耳道とは、耳の穴の入り口から鼓膜までの空間のことで、イヤホン状のセンサーでふさいで、心臓や呼吸の状態を把握するものだ。すでに特許を取った。

 医学博士でもある寺田教授は、…

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