ツアーで参加 災害ボランティアが台風被災地で作業 北海道

ツアーで参加 災害ボランティアが台風被災地で作業 北海道
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先月の台風10号で大きな被害を受けた北海道の清水町と南富良野町で、団体ツアーで参加した災害ボランティアが、住宅に流れ込んだ土砂をかき出す作業に汗を流しました。
このツアーは、先月の台風10号の大雨で大きな被害を受けた清水町と南富良野町を支援しようと北海道や旅行会社などが1泊2日の日程で企画し、120人が参加しました。
このうち清水町には、25日の朝早く札幌駅をバスで出た20人が訪れ、住宅の庭に流れ込んだ土砂をスコップでかき出しては袋に詰めていました。
清水町では1か月近くたった今も土砂の片づけが終わっていない住宅もあり、ボランティアたちは強い日ざしが照りつける中、作業に汗を流していました。
札幌市から参加した60代の男性は「みんなの役に立つことをしたくて参加しました。被災した人たちが早く元の生活に戻れるよう頑張って作業します」と話していました。
ツアーの一行は25日の夜、周辺の音更町の温泉に1泊したあと、26日は水があふれた川の流域で清掃活動を行う予定です。