>  >  > 現役自衛官が“海外派兵”強制を暴露

現役自衛官が“海外派兵”強制アンケートを暴露 「海外派遣に行かない」を選択したら上司から呼び出し

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
jieitai_160925.jpg
防衛省・自衛隊公式サイトより


 違憲の新安保関連法の強行成立から、1年が経った。安倍政権は、現在南スーダンでPKOに従事する自衛隊に対し、11月にも新安保法に基づいた「駆けつけ警護」の任務を新たに付与するとみられている。

「駆けつけ警護」とは、自衛隊が現地の武装勢力などから直接攻撃を受けなくとも、国連やNGO関係者が襲撃された際に現場に駆けつけて救助するというもので、武力の行使が法的に認められる。当然、武装勢力と交戦状態となるわけで、双方に死傷者が発生する可能性は極めて高い。戦後、直接的には人をひとりも殺さず、殺されることもなかった日本の自衛隊の歴史が、早ければ今年中にも塗り替えられようとしているのだ。

 当の自衛隊員たちは今、何を思うのか。

「(自衛官の)誰かが犠牲になって死なないと、この法案がダメだったのか良かったかというのは、もう一回議題にあがることはないのかな」

 ある現役自衛官の言葉だ。去る9月19日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日)が安保法成立から1年後の現実を特集し、現役自衛官にインタビューを敢行した。顔を隠し、声色は加工されているが、この現役自衛官の肉声は、安倍政権がいかに現場を無視して安保法を強行したかを物語っている。

「やっぱりイメージがわかないというか。僕らが(自衛隊に)入ったときの約束は、国民を守るためが一番」
「大規模災害で支援して、国民から『自衛隊さんありがとう』と言われるのが、いちばんモチベーションが上がるところなんですね」
「だけど駆けつけ警護とか、(対象が)日本の人でもないし日本の土地でもないし、何をしにわざわざ行くのか、と」

リテラのSNS

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。

新着芸能・エンタメスキャンダルマンガ・アニメビジネス社会カルチャーくらし教養

関連リンク

人気記事ランキング

総合
いいね! 数
1 慎太郎「障害者殺戮犯の気持ち分かる」
2 現役自衛官が“海外派兵”強制を暴露
3 もんじゅ廃炉で原発ムラに新たな利権が
4 “万引き老人”たちの壮絶な貧困
5 安倍が米の男女平等イベントで失笑発言
6 福原愛の活躍の裏に父母との決別が
7 盛り土で慎太郎の責任にテレビが沈黙
8 川島なお美が近藤誠の診断を告発
9 SMAP解散は香取慎吾のせいじゃない
10 安倍応援団・視聴者の会とリテラが対決
11 炎上!長谷川豊ら「医療亡国論」の詐術
12 『とと姉ちゃん』を「暮しの手帖」が批判
13 あさイチで有働、井ノ原が戦争に危機感
14 キムタク最大のタブーとは?
15 稲田朋美が夫の軍事産業株保有で逆ギレ
16 SMAPベストアルバムの裏事情
17 ジャニーズでSMAPとキスマイいじめ!
18 福島原発“凍土壁”崩壊の戦犯は安倍政権
19 TBS山内アナが二重国籍のヘイト攻撃
20 「暮しの手帖」に「政治的すぎ」と批判
PR
PR
1盛り土で慎太郎の責任にテレビが沈黙
2稲田朋美も富山市議と同じ不正を
3辺野古判決の裏に裁判所の露骨人事!
4『とと姉ちゃん』を「暮しの手帖」が批判
5TBS山内アナが二重国籍のヘイト攻撃
6安倍が米の男女平等イベントで失笑発言
7稲田朋美、南スーダン視察中止の無責任
8稲田朋美が夫の軍事産業株保有で逆ギレ
9炎上!長谷川豊ら「医療亡国論」の詐術
10福島原発“凍土壁”崩壊の戦犯は安倍政権
11 “万引き老人”たちの壮絶な貧困
12新潮が天皇の生前退位を“暴走”と攻撃
13新潟県知事不出馬はやはり原発ムラ圧力
14「暮しの手帖」に「政治的すぎ」と批判
15北朝鮮への先制攻撃論と悪夢のシナリオ
16奴隷労働を強いられるベトナム人留学生
17Kダブシャインが日本の音楽状況を批判
18もんじゅ廃炉で原発ムラに新たな利権が
19豊洲問題で石原良純が慎太郎擁護の茶番
20沖縄の2紙は“偏向”などしていない
PR
PR

カテゴリ別ランキング


人気連載

政治からテレビを守れ!

水島宏明

テレ朝とNHKの"失態"につけこむ安倍政権とほくそえむ籾井会長

政治からテレビを守れ!

「売れてる本」の取扱説明書

武田砂鉄

"体育会系相田みつを"松岡修造は本当に「ブレない男」なのか? 年を追うごとに変わっていく修造語録を読み解く

「売れてる本」の取扱説明書

ネット右翼の15年

野間易通

高市早苗はいかにして"ネオナチ"と出会ったか

ネット右翼の15年

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」

赤井 歪

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

左巻き書店の「いまこそ左翼入門」