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新・東方紅魔郷 作者:山本玲二
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プロローグ

ある日一人の妖怪が、男に尋ねてきた。
ルーミア「おいしそうな、人間がいる❤️」
男「……………………………………………」
男「何しに来たんだ」
ルーミア「もちろんあなたを食べによ」
男「俺を食べる前にまず言いたいことがある」
ルーミア「何よ❓」
男「俺を食べる前に、俺がお前に食べてもいい人間を上げるから。」
ルーミア「本当に❓」
男「約束するよ。だから今すぐホテルに行こう」
ルーミア「わかった」
と、男はルーミアをドイツ車に乗せて高速道路に向かった
その先はあまり人気のないところだった。
ルーミア「これから、どこに行くの❓」
男「黙れ」静かに言った。
ルーミア「………」
言った先はド派手なイルミネーションの看板にはこう書かれていた。
ホテル・ジュエル・エクスタシィ
なんだか怪しげなところに少女を連れる男もいるもんだ。
男「降りろ」
男はルーミアに静かに命令した。
ルーミアは素直に「うん」と素直に答えた。
裏口の狭いエレベーターで上がって部屋がいくつもあるうち空き部屋が一つだけだった。
部屋に入ると小綺麗な広い部屋に大きなベッドが一つだけあった。周辺にはテレビやカラオケ、ゲーム機にプロジェクターもあった。
部屋には飲み物等の自販機もありコスプレ、爪切りはフロントに行ったら貸し出してくれる。


「大治田研究長、もうこんなバカな研究についていけません。」
「君には、未来が見えないのかね。」
「ですけどね、リアル幻想郷を遺伝子操作で造り出そうとかいくら何でも
 馬鹿げてますよ。それに遺伝子操作とか倫理的にどうかと……」
「君はそんなつまらない人間だからどこでも捨てられるのだよ」
「………………………………」
大反田とその部下山本の口論は続く
「くそ、あのくそ上司何考えてるんだ。自分のゲームの世界を実現させようなんて」
そう愚痴を言っていたら大反田の机の上のはある書類がおいてあったのだ。
「相原由香………」
それは、実験対象の女の子の情報が書いてある書類だった。
「飛行機事故………」
彼女はつい2年前に友達とシンガポールに行こうとした途中だった。
その途中で操縦士が居眠りをして飛行機が中国福建省あたりで墜落し22人は意識不明の重体そして12人は死亡した。
由香もその12人の一人であった。そしてバラバラに崩壊した彼女の体の中から
かすかなDNAを見つけたらしい。そのサンプルがこの研究所に重要に保管されているのだ。
彼は10年前から中国で遺伝子操作に目を向けている。
それで自分の好きなゲームそっくりな世界を作ってやろうと思いその研究に足を踏み入れた。
今から数年前にES細胞そして山中教授のIPS細胞が生み出されている。
そして彼は小○方晴子が嘘をついたST○P細胞の研究をしていてそのついでに何か役に立たないかと思いこの研究を進めている。
しかし、ES細胞の時点でクローンを作ったり等のことでかなりの問題になっているし、仮に遺伝子操作に成功しても倫理的な面でも危ないし世界が狂ってしまってもおかしくないのだ。
「たく、あいつは何を考えてるんだ」
山本はつぶやく
そう、この世から新たに妖怪・妖精・超能力の世界を作らないといけない。
そして普通の人間にはない弾幕の特技ができるようにするのがこの研究所の
現在の課題だ。

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