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出会うまで
----------遡ること二日前----------
ガッシャーン!
メイド達「キャー―――!!!!」
「おい!俺の部屋片づけたやつ誰だ!俺の部屋に勝手に入るんじゃねえ!」
あー、ったく…何なんだよ。
俺の楽園が侵され…
コンコン
「誰だ、入ってくんな。」
父「私だ。大切な話があるから、リビングに来なさい。」
「おう…」
あ…っぶねー!
入ってこなくてよかった…w
お、俺の性癖がバレるとこだった…しかも父さんに…
それは全力で避けなければ(キリッ)
<リビングにて>
なんだよ、大切な話って。
まさか…離婚!?
えー…俺、こう見えても父さんも母さんも好きなんだけど…?
ガチャ
「話って何?」
父「まあ、座りなさい」
「ん、で?俺忙しいんだけど」
父「そう焦らせるな。実はだな、今この家には家政婦が35人いる。
だけど、お前…ハア…父さん悲しいんだぞ?」
「な、なんだよ…」
いやいや、悲しいんだぞ?ってなんだよw
父「お前がみんなに意地悪するから、家政婦たちが次々やめていってる。」
で?別によくね?やめたら何なの?
父「それでだ、もういっそのこと全員解雇したから。」
「はぁ!?」
えっと…これからどうするつもり?
洗濯とか飯どーすんのよ…
父「その代わりに、お前が一人前になれるような家政婦を1人だけ雇う。
明後日、イギリスから帰国する予定だからそれまでに部屋片づけておきなさい。」
「は?何で俺がそいつのために部屋用意しなきゃいけないわけ?」
父「父さんたちは、これから仕事の都合でフランスに行く。
その時にお前はしばらく1人暮らしになるから。色々準備しときなさい。」
…は?
てかさっき父さんイギリスからくるって言ってなかったか?
え?日本人じゃないの?英語しゃべれないんですけど…?
「一人暮らしって、学校の送り迎えどーすんだよ」
父「生活全般は新しく来る家政婦に全部やってもらう。心配するな、エリートだから」
えー…俺大丈夫かな…
あ!部屋のアレコレ片づけなくちゃ…
俺の大切な「薄くて高い本」が見つかったらヤバい。
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