首相 国連総会議長に安保理改革への協力要請
アメリカ・ニューヨークを訪れている安倍総理大臣は、日本時間の20日未明、国連本部で新たに就任したトムソン国連総会議長と会談し、日本が目指す国連の安全保障理事会の改革に協力を要請しました。
この中で安倍総理大臣は、日本が目指す国連の安全保障理事会の改革に協力を要請するとともに、温暖化対策も盛り込んだ2030年までの持続可能な開発目標の達成や、内戦が続くシリアからの難民問題などで緊密に連携していきたいという考えを伝えました。
これに対しトムソン議長は、国連が掲げる持続可能な開発目標の達成を最優先事項として取り組む決意を示したうえで、安保理改革をめぐっても国連加盟国と緊密に連携して交渉を進めていく考えを示しました。
これに先立って安倍総理大臣は、カタールのタミム首長と会談し、日本のLNG=液化天然ガスの主要な供給国で地域の安定にも貢献するカタールとの関係の発展に意欲を示したのに対し、タミム首長も、「日本との戦略的関係を強化したい」と応じました。
さらに安倍総理大臣は、今回の国連総会を欠席したアフガニスタンのガニ大統領と電話会談し、アフガニスタンの自立と安定に向けた取り組みを引き続き支援していく考えを伝えました。
これに対しトムソン議長は、国連が掲げる持続可能な開発目標の達成を最優先事項として取り組む決意を示したうえで、安保理改革をめぐっても国連加盟国と緊密に連携して交渉を進めていく考えを示しました。
これに先立って安倍総理大臣は、カタールのタミム首長と会談し、日本のLNG=液化天然ガスの主要な供給国で地域の安定にも貢献するカタールとの関係の発展に意欲を示したのに対し、タミム首長も、「日本との戦略的関係を強化したい」と応じました。
さらに安倍総理大臣は、今回の国連総会を欠席したアフガニスタンのガニ大統領と電話会談し、アフガニスタンの自立と安定に向けた取り組みを引き続き支援していく考えを伝えました。