蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【スポーツ】[バドミントン]タカマツ、日本人対決完勝 きょうリオ再現の頂上決戦2016年9月25日 紙面から
◇ヨネックスOPバドミントンのヨネックス・オープン・ジャパン第5日は24日、東京体育館で各種目の準決勝が行われ、女子ダブルスはリオデジャネイロ五輪金メダリストで世界ランキング1位の高橋礼華(26)、松友美佐紀(24)組=日本ユニシス=が、同35位の田中志穂(24)、米元小春(25)組=北都銀行=に2−0でストレート勝ち。リオ五輪銀のクリスティナ・ペデルセン、カミラ・リターユヒル組(デンマーク)も決勝に進み、25日はリオ五輪の決勝が再現されることになった。女子シングルスはリオ五輪代表で世界12位の山口茜(19)=再春館製薬所、同42位の大堀彩(19)=トナミ運輸=がともにストレートで敗れ、日本勢の決勝進出はならなかった。 勝って当然の重圧に負けることなく高橋、松友の「タカマツペア」が順当に決勝へ駒を進めた。試合時間は今大会3試合目で最も長い46分を要したが、格下の日本人ペアにストレート勝ち。高橋は「今回はオリンピックに出ているペアが少ないので調整不足とはいえ、最低でも決勝に行かないといけないという思いだった」と胸をなで下ろし、松友も「日本人同士の戦いに勝てて純粋に良かった」と喜んだ。 第1ゲームは21−14と快勝したが、第2ゲームは19−19までもつれた。次の得点がゲームの流れを左右する場面で高橋は前に体を投げ出してシャトルを拾い、連続得点につなげて逃げ切った。 「あのプレーは奇跡に近い。オリンピックのファイナルでもああいう場面があったことを思い出した。今回はファイナルゲームまでいったら体力的にきついので、けがしない程度に取りにいった」。高橋の執念が勝利を引き寄せた。 日本バドミントン界初の金メダル獲得後はイベントが続き、思うように練習が積めなかった。それでも凱旋(がいせん)試合を心待ちにするファンでチケットは完売。「変な試合はできないと逆に気が引き締まった」(高橋)とプライドを持って毎試合コートに立っている。 決勝はリオ五輪決勝でフルゲームの末に金メダルを勝ち取ったデンマークペアが相手。金メダリスト、そして世界ランク1位にふさわしいプレーを日本のファンの目の前で見せつける。 (千葉亨) PR情報
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