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【スポーツ】[バスケットボール]富樫が速攻見せつけ圧勝 千葉、仙台に96−772016年9月25日 紙面から
◇Bリーグ 千葉96−77仙台(船橋アリーナほか) バスケットボールの男子Bリーグは24日、本格的に開幕。2014年にNBAマーベリックスと契約し、サマーリーグの試合に出場した経験のある富樫勇樹(23)を擁する千葉は、地元で仙台に96−77で圧勝して初戦を飾った。一方、日本人として唯一NBAのレギュラーシーズンを経験した田臥勇太(35)の所属する栃木は、秋田に68−83で敗れた。 試合開始とともに、身長167センチの富樫が火を噴くような攻撃を開始した。持ち前の速さでフリーになると、立て続けに3ポイントを沈めて差を開き、試合の流れを決めていく。 第1クオーターだけで3ポイントを5本中4本沈めて14得点、チームは26−18と大量リード。14年にNBAと契約した若手が集まるサマーリーグのコートに立ち、田臥に次いで史上2番目にNBAに近づいた男は、Bリーグの初戦でも強烈な輝きを放った。 「出だしでの得点は狙っていきました。得点に絡むプレーをしなければ意味がないと思っているので。いいリズムでバスケットができたと思います」と、富樫は汗をぬぐった。日本人随一のスピードを持つ富樫を中心に、速攻に次ぐ速攻を仕掛けていくのは今年の千葉のスタイルだ。 後半は新加入した211センチのアームストロングの鉄壁守備、日本代表・小野のシュートでさらに差を広げた。「開幕戦で強い(千葉)ジェッツを見せると決めていました」と小野。初戦から強さを見せつけた千葉は、Bリーグの1年目をリードするチームとなっていく。 (藤本敏和) PR情報
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