蹴球探訪
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【プロ野球】筒香43号 DeNA5連勝、Gに1・5差2016年9月25日 紙面から
◇DeNA6−5巨人DeNAが逆転勝ちで5連勝。1−5の6回に梶谷と筒香のソロや戸柱の中前打などで追い付き、7回には宮崎の内野安打で1点を勝ち越した。7回途中からは継投で逃げ切った。巨人は投手陣がリードを守れず、6回は橋本到の拙守が響いた。 球団初のクライマックスシリーズ(CS)進出を決めたDeNAが止まらない。巨人とのCS前哨戦に連勝し、5連勝で8月8日以来の勝率5割復帰。ラミレス監督は「信じられない。あと2試合、5割以上をキープして終えたい」と声を弾ませた。 打線を引っ張ったのは、いつも通り筒香だった。3点を追う6回1死で43号ソロ。内海の内角低めの難しい変化球を軽々とすくい上げ、右翼席中段まで運んだ。「今年の感覚では調子が良い時も悪い時もない」と言うが、この2連戦で6安打。うち3本が柵越えと、相手にしてみれば手のつけられない状態だ。 主砲の一発で、横浜スタジアムのボルテージはますます上がった。さらに2死一、二塁と攻め立て、戸柱の中前適時打に相手の失策も絡み同点。7回には2死三塁で筒香が歩かされた後、宮崎の一塁後方へポトリと落ちる幸運な適時内野安打で決勝点をもぎ取った。 指揮官が「本当にエキサイティングな試合だった」と振り返る激闘で2試合連続の逆転勝ち。巨人に1・5ゲーム差と迫り、CSの本拠地開催に望みをつないだ。筒香の前に反撃ののろしとなる17号ソロを放った梶谷が言う。「2つ勝ったのは良いイメージ。もし3位になったとしても、この雰囲気は大事かな」。最後の直接対決で得た大きな自信が、CSでもアドバンテージになる。 (小林孝一郎) PR情報
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