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高齢者能力低下で安全運転教室
09月25日 12時21分
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高齢者が運転する車の事故が増えていることから、高齢者自身に運転能力の低下に気づいてもらおうという教室が名古屋市内で開かれました。
この教室は、中村警察署が名古屋市西区にある自動車学校で開いたもので、高齢者24人が参加しました。
教室では、参加者全員が指導員のチェックを受けながら車を運転し、障害物をよけたり、車庫に駐車したりしました。
なかには、車庫の奥にある障害物に気づかずにぶつかってしまったり、ハンドル操作が遅れてカーブを曲がりきれない人もいて、運転能力の低下を実感しているようでした。
78歳の男性は「自分では運転がうまいと思っていたが、車庫入れの障害物に気づかなかったので、今後注意して運転したい」と話していました。
中村警察署の笠井拓交通課長は「高齢の運転者が加害者となる事故も増えている。年をとるにつれて動作が遅くなり、反応も鈍くなってしまうことを自覚して運転してほしい」と話していました。
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