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名古屋港で捕獲珍しいカニ展示
09月25日 12時36分
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伊勢湾内では生息がほとんど確認されておらず珍しいとされる「トゲノコギリガザミ」が名古屋港で捕獲され、地元の水族館で展示されています。
トゲノコギリガザミは東南アジアから千葉県の汽水域に生息していますが、伊勢湾内ではほとんど確認されておらず、他の地域でもなかなか捕獲できないと言われています。
8月末にに中部地方整備局の職員が名古屋港で捕獲し、名古屋市港区にある名古屋港水族館で展示されています。
トゲノコギリガザミは赤黒い色をしていて甲羅の横幅が約30センチあり、貝殻も砕くという大きく強力なハサミを持っています。
水族館によりますと、伊勢湾内で捕獲されることはとても珍しく、生息を確認するうえで貴重な発見だったということです。
静岡市から訪れた20代の男性は「ハサミが大きく強そうで、もし川で見かけたら驚きます」と話していました。
飼育を担当する名古屋港水族館の坂岡賢主任は「とても貴重なカニなので、ぜひ、多くの人に見ていただきたいです」と話していました。
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