ブログ《今日はヒトデ祭りだぞ!》を知っていますか?
はてなブログ界に流星のごとく現れたニューフェイスとして人気を獲得し、今や「はてなのアイドル」の名を欲しいままにする気鋭のブロガー・ヒトデさんのブログです。
独特のノリと勢いで書かれたブログ「今日はヒトデ祭りだぞ!」は、古き良きテキストサイトの香りと検索に強いランキング記事などが相まって、高い人気を博す。
好きなことを好きなように書く、雑記ブログというPV(ページ閲覧数)を集めにくいとされるジャンルでありながら、今や月間90~100万PVという驚異的な実績を誇る。
ブロガーとして自身初となる有料寄稿記事が掲載され、今後の展開がますます気になるこのタイミングを狙い、ヒトデさんへのチャットインタビューを敢行!
今回は「直接話さなければ知ることの難しい、個人的な質問をぶつけたい!」という欲求によるところが大きく、PVや収益の秘密を探る話とは基本的には無縁の内容です。
この記事は2016年04月03日時点でのインタビューに基づき、2016年09月25日に再編集したものです。
ブログへの姿勢とその思想から読み取ることができる人物像
今回は「祝☆ヒトデさん寄稿記事掲載!」的なところに焦点を当て、それでいて脱線前提でラフ&フランクに根掘り葉掘り聴いてしまおう、という趣旨のインタビューです。
結局(インタビュー予定の)予習不足なので、その場勝負でいきます!
では早速、軽く自己紹介からお願いします!
自己紹介から(笑)
ほら、通過儀礼的な……いや、「ヒトデさんのこと、初めてだから」という読者もいるかもしれませんし。
☆←ヒトデ! 24歳社会人男性! 趣味は文章を書くこと!
そんな書くこと大好き人間のヒトデさんによる、ブログ《今日はヒトデ祭りだぞ!》のウリといえば何でしょうか?
ウリですか。基本的に自分が楽しんで書いているので、あまりよそ向けには書いていないんですよ。
ただ、褒められるのが超好きなので「読んでくれる人の感情を正方向に揺さぶりたい」とはいつも思います。そういう理由で、読んでいて嫌な気分になったり、気持ちが沈むような記事は書かないようにしていますね。
正方向の揺さぶり……読んでいるとよくわかります。読者の反応からも、それが伝わっているんだなと思うことは多い気がしますね。
あとは気楽さですね。肩肘張らずに、お気楽に読めるようにというのは意識しています。
なるほど、それも伝わってきますね。ちなみに、嫌な気分になったり気持ちが沈むような記事というと、例えばどういった類ですか?
特定の誰かだったり作品を叩いたりする記事は反響も大きいですが、間違いなく嫌な気分になる人もいますよね。そういう「個人叩き」とかはしないようにしています。自分の意見を書いた結果としてコメントが荒れるならいいんですけど、そこを「狙う」のは嫌いです。
ヒトデさんといえば「承認欲求の塊」くらいに承認欲求に飢えている印象がありますが、注目されるなら何でもいいというわけではなくて、ポリシーはしっかり持っていると。
そうですね、承認欲求の塊というのは合っているんですけど、僕は「褒められたい」んですよ。単純な「注目されたい」とはちょっと違うかもです。
あと、基本的に暗いことは《ヒトデ祭り》には書かないですね。愛犬が死んだ時の記事くらいだと思います。
それ! その記事はかなりぐっときましたね。普段の駆け抜けるような笑える記事とあの記事とのギャップでオトされた、という人は少なからずいるんじゃないかと思います。俺がそうなんですが。
愛犬の記事は《ヒトデ祭り》らしくないので、初めは《増田》に投稿しようと思って書いていて。でもどうしても愛犬の写真を入れたくて、「もういいや!」と思って《ヒトデ祭り》に載せちゃいました(笑)
注:増田とは……
株式会社はてなの《はてな匿名ダイアリー》というサービス、およびその利用者を指す俗称。英語読みの「アノニマスダイアリー」を由来とする。
結果的には多くの人から反響があって、たまーにならこういう記事も《ヒトデ祭り》に書いていこうかなと思いました。
どこまで行っても正方向の記事といえば、他には『僕は、全てのブロガーが好きだ』もいい感じでしたよね。
あの記事で書いたことは、ずっと自分の中にあった気持ちだったんです。なので、文章に起こせて良かったなと思っています。
方向性が似通った記事ばかりだと、一貫性はあるにしても人物像が見えにくいという側面もありますからね。そういう意味で、それらの記事でヒトデさんのシリアスな一面が読み取れて、結構感じ入るものがありました。文章表現という方向でも「こういう文章も書けるのか!」と新発見もあって。
あまりシリアスな部分は見せたくなかったんですけど、好意的に受け止めてくれる人が多かったですね。結果的には良かったなぁと。
それはキャラクターが崩れるからでしょうか? 人物が見えるというのも大事だと思いますよ!
単純に気分が沈む人がいるだろうなぁ、という思いがあったので。楽しい気分になってほしいんですよね。
なるほど、どうやら俺の心が濁っているようだ……ただ、感動の涙は精神にすこぶる良いという検証結果もあるそうで。
感動なら良い、というかむしろ超理想的です! ただ、同じような境遇の人だと単純に「悲しみ」になっちゃう可能性があるなぁと。
ペットロスは共感で癒されることもありますよ。俺の場合、読みながら色々と思い出してボロ泣きしちゃいましたけど、すっきりもしましたし。
そう言ってもらえると、書いて良かったなと思いますね。
初の寄稿依頼から独立への道筋を考える
先月公開の記事『書くことが好きです。僕の野望を語ります』について聴きたかったんです。今まで悪く言えばうじうじしていたヒトデさんが、ついに「やってやるぜ!」という姿勢を見せた記事でしたよね。はてなブックマークの数からも、特にはてな界隈での反響が見て取れましたが、あれはやっぱり寄稿依頼の影響が大きかったんでしょうか?
あれは単純に、今までそういう道は「夢」ではありながらも自分とは全然関係ない場所にある、それこそただの「理想」だったんですよ。でも、ふと今の状況を省みると「あれ、案外手が届かないわけでもないのか……?」と思えて、書いちゃいました。
それと、実は他のブロガーさんの「書くことが好きです」というエントリーに触発されて書き始めた、というのもあります(笑)
気付けば、理想は実現できるところにありそうだった。その一方では「今は広告を見せて紹介料を貰っているだけ」という話もしていたはずですが、その辺りの考えはどうなんでしょう?
それは間違いないですね。実際そうですし、僕がすぐに(会社を)辞められない理由でもあります。それだと広告主がそっぽを向いただけで破綻するわけで、結局「僕自身」に価値がないと、それで生きていくというのは無理だという思いがあります。
うん、そう思います。アフィリエイトアカウントが凍結でもされたら、収益的に即死ですしね。ということは、例えば寄稿や記事広告の依頼が十分届くようになったら、独立も考えると?
独立は理想ではあるんですけど、まだはっきりとは考えていません。ブログを成長させ、自分自身を成長させ、社蓄方面でも技術を得て、お金もいっぱい貯めて……と、準備の段階です。こういうことを言うと某ダ某トさんに怒られそうですが、まだそこまで焦らなくてもいいかなと思っています。
注:某ダ某トとは……
プロブロガーという肩書を持ち、主にサラリーマンを煽る「炎上芸」で注目を集めることが多い30代男性。突如として東京から高知に移住し、一部で話題を集めた。ブログ《まだ東京で消耗してるの?》を運営。
つまり「ブログを成長させ、自分自身を成長させ、社蓄方面でも技術を得て、お金いっぱい貯める」が天秤を独立側に傾けたそのとき、「ヒトデ独立記念日」は成ると。
今いる会社がすごくブラック企業だったら、逆に今すぐにでも辞めたいんですけどね。幸い相対的にそこそこ良い会社で、敢えて急いで辞める理由がないんですよね。会社で働くこと自体が苦痛ではあるんですけど、耐えられないわけでもない、みたいな。
そういえば、某イケハヤさん(前述)は「本当に見込みのある人しか誘惑しない」とツイートしていましたが……ヒトデさんが会社を辞めたとして、ブログや文筆での収益がダウンしたら動揺して転げ落ちそうな印象も、なくはない(笑)
結局のところ、楽しいから書いているわけで、生きるために書きたくないんですよね。理想論ではあるんですけど、「楽しく書いている文章」に「僕が生きていけるだけのお金」を頂けるという段階までいけたら、これほど嬉しいことはないですね。
うーん、わかります。一方で、それだと辞めたところで結局「書くこと=生きるため」に収束する気がします。その矛盾はどう解消すればいいのかという疑問が。
僕が楽しく書いている文章に「お金を支払いたい」と言ってくれる人がたくさんいれば解決です! どっちも「書くことでお金を得ている」という点では同じことですけど、個人的にはかなり違うと思っています。もちろん理想論ですけどね(笑)
その状態をどう捉えるか? という話かもしれません。人によっては、そこを切り離せないと思うんですよ。これは例えば、売り込むか売り込まないかの違い……ともいえるのかもしれませんが。
その「楽しく書いている文章に『お金を支払いたい』と言ってくれる」という意味では、やっぱり寄稿依頼や記事広告は嬉しいものでしょうか?
それは最高に嬉しいです。まさに理想の状態ですからね!
ですよね(笑)寄稿依頼の話を目にして、イチ読者としても「ヒ、ヒトデ! ついにデビューしちゃうのか!?」と思いましたし。その後しばらく通常更新が続いて、「あれ?」ともなりましたけど(笑)
無名なところに依頼していただいて嬉しかったんですけど、逆にすごく悩んじゃって……実は書けなくなっちゃったんですよね(笑)悩みすぎてもアレだし、「僕に依頼してくれたんだから、自分らしく書こう」という感じで書いたらあの記事になりました(笑)
あまりにもいつも通りすぎて、《ヒトデ祭り》出張所のような雰囲気を醸し出していました(笑)
もう完全に自分のブログに投稿する気持ちで書きました。というか、はてなブログのエディターに打ち込んで書き上げましたからね、あの記事(笑)
書けなくなっちゃったというと、全然筆が進まない感じですか? それとも文体を変えてみるなどの試行錯誤をしてみたり?
筆が進まなかったですね。何回か書き直しましたし……そうなるともう嫌になっちゃって、放置したまま別の記事を書き始めるという(笑)
ただし締め切りはあったので、それに間に合うようには書きました。いざ開き直って書いてみると、案外良い記事が書けたと思います(笑)
開き直ったのは正解だったと思いますよ。正直なところを言えば、《ヒトデ祭り》のノリと勢いで書かないなら、あえてヒトデさんに依頼した意味がないですから。それなら誰でもいいわけで、一見して「これ《ヒトデ祭り》だろ!」とわかるくらいが丁度良いでしょうね。
そうなんですよね。もちろん、たくさんの人に声をかけているとは思うんですけど、意図して《ヒトデ祭り》を選んでくれたと考えると、それが正解かなと。担当者の方にも喜んでいただけたので、良かったですよ(笑)
十分成功例に数えられる内容だと思いますよ、本当に。これからもそれが求められていくなら、かなり理想的ということでしょうか。
そうです! 増えてくれれば嬉しいですね。
最近の《ヒトデ祭り》のPVから考えると、寄稿と知らずに読んだ人でも「これ《ヒトデ祭り》っぽくない?」と連想するかもしれませんし、そういう記事が増えていくほど、ヒトデペンデンス・デイも近付いていくと。
そうなってくれると本当に嬉しいですね。
担当者の方といえば、記事を送信する段に至っては緊張しました? それとも、意外と余裕でした?
意外と余裕でしたね、「どうにでもなーれ!」感がありました。ただ「貴サイトに即さない内容であれば、全文書き直します! 遠慮なく言ってください!」みたいなことは書きましたが(笑)
うーん、全文書き直しになったら《ヒトデ祭り》の更新が捗りそう。現実逃避的な意味で(笑)
僕は負のエネルギーを原動力にしている部分、なきにしもあらず(笑)
すると明日は月曜日だから、負のエネルギーをたっぷり充填して《ヒトデ祭り》が面白くなってくるんじゃねーの?
それはさておき、寄稿についての話の〆として、実際に掲載記事を見たときの心境を一言で!
載った時は「おー」くらいだったんですけど、そこから色々な人から反応をもらえたのが嬉しかったですね。
あれ、意外と薄い感じでしたね……(笑)
交錯する過去と現在が紡ぐ未来予想を垣間見る
ここまでの間に出尽くしている感もありますけど、ブログを始めた当初と今時点での、一番の心境の違いはどういった部分でしょうか?
始めた当初とはもう何かもが違いますね! 完全に自己満足だったのに、今では滅茶苦茶多くの人が読んでくれますし、お金も貰えます。それから、ブログ繋がりですごく仲良くなった人もいます。
最近ではついに夢らしきものまで見出してきているわけで、「俺、ブログ先輩のこと見くびってたわ……!」という感じですね。
うん、もう完全にブログに人生を持っていかれた人だ(笑)
ブログ大好きマンになりました!
おっ、《ヒトデ祭り》の最新記事(当時)がホッテントリしていますね。俺もSIMフリーにしようかなぁ……でも面倒臭い。
注:ホッテントリとは……
はてなブログで「ホットエントリー」入りすることの略語。
僕のアフィリエイト(広告リンク)踏んでね! ……と言いたいところではあるんですけど、SIMフリー移行の面倒さは店舗で行うといくらか緩和されるのでオススメです!
正直、安くなるといっても携帯関連は面倒が勝っちゃうんですよ。飲料の類は手間を省けたから楽に節約できたけど……記事を読めば気が変わるかもしれないので、あとで読んでみますね。
脱線しましたが、実際のところヒトデさんはどの分野で大成したいと考えていますか? ブログ、小説、ライターなど、文章を書く仕事は多岐にわたりますが、これという狙い目があれば教えてください。
狙い目は特にないですね。その中だとブログかライターかな? 小説も書きたいんですけど、今は時間が足りないです。
つまり「ブログを続けつつライターでもありながら、独立してからは小説も書きたい」というやや曖昧なところでしょうか。乱暴にまとめると、「書くことであれば何でもいい」とも?
まさにそんな感じですね。というか、僕は週に5日も働きたくないだけなので、週に2~3日くらいならバイトなりしてもいいと思っています(笑)仮に独立した場合、ブログの収益は大きな助けになると思います。
あれ、急にハードルが下がったような気がします(笑)そうすると、意外とヒトデペンデンス・デイは近いのかもしれませんね。
今だけでいいなら、すぐにでも辞めちゃうんですけどね(笑)やっぱり将来の事は不安になってしまいます。
まだ何度か某イケハヤさんに「ヒトデさん、決断が遅いんですよねぇ……旬が過ぎちゃいそうですね」とでもdisられそうですが(笑)
まぁそれは致し方ないですね(笑)僕は自分のことは何でも自分で決めたい派なので、そうやって周りに囃し立てられるとむしろやりたくなくなる感すらあります(笑)
キーワード「自分で決める」いただきました。実際、今すぐ辞めても生きていけそうだとは思いますよ。会社員という負のエネルギー源を失って、それでもヒトデさんがフォースを扱えるのかは心配ですけどね。
今だけならそれでいいですよね、本当に! それに、会社員だって働いていればそれで安心かといえば、そうじゃないですもんね。数十年前ならまだしも……という思いは持っています、一応(笑)
タイムリーな話題ですが、《面白ハンター》のライター・テツヤマモトさんのように、書く仕事に就いてしまうという手もありますね。
それも面白そうですよね。というか、そういうところ狙いで就職活動をすれば良かったと今は思っています。絶対プラスですもんね、技術的にも人脈的にも。
その辺りで『会社を首になりたい+ブログ株』の記事に繋がるところがあるのかなと。クビになりたい系男子、きっかけ待ちというか。
そうなんですよね。きっかけがあればとは思いますけど、本当に燃えている人は「きっかけを作る」ために動くので、やっぱり「自分はまだそこまで燃えられていないんだな」という感じです。
高校生当時は「どうせ自分が文筆でやっていけるわけがない」という気持ちが強すぎて、自信がなくて、夢を諦めていた。選択肢にすらなかったわけですよね……切ないなぁ。
まさにそうですね。しかも僕、理系ですからね(笑)高校生の時点で「これは趣味」と割り切っていたんですけど、現状にはやっぱり驚いています。
迂遠ながらも「夢があるなら、やってみてから諦めろ!」というヒトデ先輩からのメッセージ、頂きました。
当時(高校生)の自分に言ってやりてぇ(笑)
ときに、今はもうにわかに火が付いているんじゃないかと思いますよ。仮に最近流行りの「新卒フリーランス」とヒトデさんを比べるにしても、元の性格というか生き方を引きずっている度合いが違っていて、単に助走に必要な距離が長いだけだろうと。燃えているかどうかとはまた別の話だと、おっさん目線ではそう思うわけです。そこは自己評価を高く持ってほしいところですね、ファンとしては!
意識と自己評価は低い系です(笑)でも最近は皆がめっちゃ褒めてくれるので、自己評価も上がってきました! 頑張ります!
過去には戻れない以上、未来の自分には後悔をさせないように今再び精一杯の夢を見て、現実にリンクさせるんだ!
いや、本当にそれですね。幸い今は驚くほど順調なので、この調子で頑張ろうと思います。
周りが褒めまくって、自己評価うなぎ上りのストップ高! なところで皆でハシゴを外して、ストンと落とすパターンでいきますね。
僕は結構疑い深いので、大丈夫です(笑)
よし、絶対に信じさせて浮かれさせてやるからな。
でも応援したい誰かがいて、その成長や成果が嬉しくなるというのは幸せなことなんですよ。だから《ヒトデ祭り》が振り撒く幸せ成分は、きっと思いのほか多くの人を幸せにできると思うので、期待していますよ!
それは最近ひしひしと感じていますね。予想以上に多くの人に応援していただいています。妬み、みたいなのも増えましたけど、まぁこればかりは致し方ないです(笑)
ファンとアンチの数はある程度比例しますからね。アンチも考えようによっては、ダークサイドのファンのようなものですし。
これからの《ヒトデ祭り》とブログ以外での展開は?
さて、これからの《ヒトデ祭り》で力を入れていきたいこと、それからブログ以外で展開していきたいことがあれば、それも語ってください!
力を入れていきたいことは、単純に記事を増やしたいですね。ネタ記事はもちろん、一度くらいは100万PVまでいきたいので、検索向けの記事も書きます。一応、年内が目標です。記事広告も依頼があれば頑張ります!
ブログ以外はやっぱり寄稿ですかね。単純に色々とインプットを増やしたいという思いがあります。あと、色々な人と実際に会うのも楽しみです。人脈とかそういう意味ではなくて、普通に面白いので(笑)
それぞれ相乗効果が見込めそうですね。ファンとしてもブログの更新が滞るのは寂しいので、良い方向だと思います。色々な人に会いながら成長を重ねていく、ヒトデさんとブログ《今日はヒトデ祭りだぞ!》から、今後も目が離せそうにない!
お、いいまとめ! それ使ってこ。
著者によるブログ《今日はヒトデ祭りだぞ!》おすすめ記事
現時点での《ヒトデ祭り》おすすめ記事3選をどうぞ!
おすすめ3選……悩むなぁ。
存分に悩むがいい、懊悩の限りを尽くして絞り出すがいい。
とりあえず!
→『書くことが好きです。僕の野望を語ります』
これはウケの良かった記事です。
→『童貞がダンスダンスレボリューションしてたら逆ナンされた話』
100人に1人は「滅茶苦茶面白い!」と言ってくれます(笑)
→『RADWIMPSファンが書いた桃太郎』
おっ、意外と早く出てきましたね……全部読んだことがある気がするのは偶然ですよね、たぶん。
ぐうぜんだー。
評価されていない系で選んだ方が良かったですかね?(笑)
いやいや、ヒトデさんのおすすめじゃないと!
通称『RAD桃太郎』はRADWIMPSの該当曲を知らないと意味がわからないところでポイントが高いですね、完全に読者を選ぶあたりが(笑)
注:RADWIMPS(ラッドウィンプス)とは……
日本のロックバンド。そのユーモラスな音楽性と歌詞により、主に若年層からの支持が厚い。2016年8月公開のアニメ映画『君の名は。』の主題歌・劇伴を担当し、映画の大ヒットを受けてより一層飛躍した。
そこが気に入っています!
ヒトデさんのセルフ・ファボいただきました!
ではおすすめ記事の話の〆として、この記事について説明を求めたい。
説明ですか?
はい。
バトルドーーーーーーームwwwwwwwwwwwwwwwwww 超wwwwwwwwww エキサイティンwwwwwwwwwwwwww
ど、どう突っ込めばいいのかわからねぇ……!
10分で書けました。
まぁね、うん、思わず吹き出したよ。唐突にアレはずるい。
正直、10ブクマくらいで埋もれると思ってました(懺悔)「24年間実家暮らしなのに一人暮らしのおすすめを書くとか、めっちゃ面白いじゃん!」と思って書き始めたものの、中身が特に思い付かなくてああなりました。
そこでボツにしないバイタリティはすごい。何がすごいのかは、上手く表現できないんですけど。はてなブックマーク数は123ですね、どうやらツボにはまった人が多かったらしい(笑)
ああいう記事がバズると、ちょっと申し訳なさすらあります(笑)
注:バズるとは……
影響力のあるサイトやアプリへの掲載、SNSなどでの拡散を受けて、コンテンツが大量のアクセスを集めること。Buzzる。
でも、「くだらない系の面白記事がいわゆるライフハック記事を貫くこともある」という事実を示した偉大な一石として、《ヒトデ祭り》の歴史に刻んでおいてほしいですね。素敵じゃないですか、意味のない面白さって。
面白いは素敵ですね、間違いない。
ですよね。これは《オモコロ》参加も近いですか。
注:オモコロとは……
株式会社バーグハンバーグバーグが運営するWebメディア。その「面白ければ何でもあり」を地でいく姿勢には根強い人気があり、ヨッピーやARuFaなど、気鋭のライターを数多く抱えている。すぐそこにある狂気。
あの手の記事は顔出しなしだと滅茶苦茶難しいんですよね。好きなんですけどね、《オモコロ》。
諦めるのは早いですよ。目線だけ入れている人もいますし、両目にヒトデをはめ込み合成すればいけちゃいませんか?
嫌だなぁ(笑)目線とか、あれほぼ顔隠れてない(笑)
いや大丈夫ですよ、絶対バレませんって。この際デビューしましょう。
夢をくすぶらせている人へのメッセージ
さて、そんなこんなで長時間にわたりお付き合いいただきまして、佳境に突入させていただきます。「創作したい!」という夢をくすぶらせている人へのメッセージをお願いします!
とりあえず、したいならしてください。話はそれからです。幸い、今時それを発表する場はいくらでもあるので、とにかく発信してください。あとはその繰り返し!
発信しなければ、結果が出るはずもないということですね。新卒社内ニートから今を時めく《ヒトデ祭り》を育て上げた、この説得力に括目せよ!
PRコーナー
では最後に、何かPRしたいことがあればぜひどうぞ。《ヒトデ祭り》で発信する方が早く、そして効果も高い現実からは目を背けながら。
年刊ヒトデ!
500円で読み放題! 有益な情報はないぞ! でもみんな! 読んでくれよな!
名前は年刊だけど、不定期更新の実質ファンクラブだ! ヒトデファンなら是非とも入会しよう! ちなみに俺も入っているぞ!
よろしくな!
と、いうわけで! 貴重なエゴサーチの時間を割いたインタビューもついに終わりを迎え、☆←ヒトデさんの生態が少しだけ明らかになったような、そうでもないような、そんな感じ!
そんな感じ!
おわりっ
おわりっ(了)
終わりに寄せて
高校生時代に「自分に文筆は無理だろう」と悟り、一度は夢を諦めたヒトデさん。
インタビュー本編での深掘りこそしませんでしたが、時は流れて大学卒業後に社会人となってから出合った面白いブログに触発され、軽い気持ちで始めたブログ。それが後の《今日はヒトデ祭りだぞ!》というお話でした。
彼がブログに込めている「気軽に読めて、楽しくなれる」という方向性の原点は、そんないきさつに由来することを窺い知ることができました。
人気の秘密は単にノリと勢い、着眼点に優れるだけに限らず、ブログ記事そのままの人柄にこそあることも、インタビューから感じることができたはずです。
ブログというフィールドにおいて一定の成果を獲得した彼が、文筆の世界で名を上げる日はいつ訪れるのか。今回のインタビュアーとして、また一人の読者としても、今後の成長と活躍に期待しつつ、微力ながら応援を続けていきます。
最後に、貴重な休日のひとときを割いてインタビューに応じていただいたことに深い感謝を表しつつ、《今日はヒトデ祭りだぞ!》関連メディアの紹介をもって記事を終えます。
関連メディアの紹介
記事に関する注意事項と連絡先情報
本稿は2016年09月25日に再編集を行い、旧版を削除した上で公開したものです。
原則として2016年04月03日のインタビューに基づいて作成されており、特に発言の内容には古い情報が含まれている場合があります。
取材・編集・文責:パラベル
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