中央アジアの映画祭や大使館公開へ 草の根交流で関係強化

中央アジアの映画祭や大使館公開へ 草の根交流で関係強化
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外務省は、カザフスタンなど中央アジア5か国との関係強化に向けて、26日から各国の映画の上映や大使館の公開などのイベントを行う予定で、経済分野だけでなく、草の根レベルでの交流も併せて進め、国連安保理の改革などで協力を得たい考えです。
カザフスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、キルギス、それにタジキスタンの中央アジア5か国は、安倍総理大臣が去年10月に歴訪し、各国首脳との会談で、日本企業の進出など経済分野をはじめ、さまざまな分野での関係強化を図っていく考えを伝えました。
これを受けて外務省は、草の根レベルでの交流も併せて進めていく必要があるとして、26日から中央アジア各国で製作された映画を上映する映画祭を開くほか、今月30日には東京にある各国の大使館を一般公開するなど交流イベントを初めて開催することにしています。
外務省は、日本と中央アジア5か国の外相会合を来年3月までにトルクメニスタンで開催できるよう調整を進めていて、さまざまなレベルでの交流を重ねることで、各国との関係を強化し、日本の常任理事国入りも含めた国連安保理改革などで協力を得たい考えです。