よく「ヤマカンはまた見えない敵と戦ってるよ」と揶揄されるが、これ、当たっている。


僕が戦っている相手は「空気」だ。


「時代の空気」と言えば解りやすいだろうか。
ここでいきなりだがドラマ『リーガルハイ』から引用。



いじめの正体とは、「空気」です。 特に右から左、左から右へ と全員で移動するこの国では、空気と言う魔物の持つ力は強大です。この敵の前では、法ですら無力かも知れません。全てを飲みこみ巨大化する恐ろしい怪物。立ち向かうどころか逃げる事さえ困難な相手です。



よく「俺のこと悪く言いやがってー!」と絡んでくる奴らがいますが、違います。ていうかあなたのこと知りません。

でも、誰にでも伝播しうる、伝播した可能性のある「空気」が相手なのだから、まぁ直感的に「俺のことか!」と思うのも無理はない。

ただ、「ヤマカンナイト」でも語った通り、誰かを亡き者にすれば世界が変わる時代は終わりました。
世界はそれだけ複雑に入り込みすぎている。

僕はその複雑さの中から巨大化する時代の「空気」を読み取り、それが少しでも危険な場所に行かないよう、少しでもみんなが幸せな場所に行けるよう、考えているだけです。


だから僕の言葉が批判に見えるなら、それは全人類に対する批判だと思えばいい(笑)。
デカい話になりましたが、それくらいに慎重に、深く考えているつもりです。