某友人に影響されて、海援隊を掘り起こして聴いている。
昔から好きだったけど、さだまさし程ではなくて。
フォークソング全盛期の出身だとは言え、武田鉄矢の歌詞は土臭い。
そして女々しい。
「贈る言葉」は振られた女性に向けた言葉だとどこかで聞いた。
女々しくて、だから人間の生の温かさが伝わってくる。
女々しくてで思い出したけど、ゴールデンボンバーも同じような理由で受けたのではないか。
「思えば遠くへ来たもんだ」。これも女々しい。でも男の望郷の念にそっと寄り添う。
そして「少年期」。まぁこれは海援隊じゃないけれど。
そこからやはり、僕らの世代は『金八先生』に遡るしかない。
武田鉄矢は哲学者だ。
哲学とは必ずしもヒューマニズムではない。人間賛歌ではない。
この世の「真実」に肉薄し、それを畏怖する行為だ。
そういう言葉を紡げる人は確実に減っている。
僕もどれだけ俗世でやいやい言われようと、この「真実を畏怖する」気持ちは忘れたくない。
昔から好きだったけど、さだまさし程ではなくて。
フォークソング全盛期の出身だとは言え、武田鉄矢の歌詞は土臭い。
そして女々しい。
「贈る言葉」は振られた女性に向けた言葉だとどこかで聞いた。
女々しくて、だから人間の生の温かさが伝わってくる。
女々しくてで思い出したけど、ゴールデンボンバーも同じような理由で受けたのではないか。
「思えば遠くへ来たもんだ」。これも女々しい。でも男の望郷の念にそっと寄り添う。
そして「少年期」。まぁこれは海援隊じゃないけれど。
そこからやはり、僕らの世代は『金八先生』に遡るしかない。
武田鉄矢は哲学者だ。
哲学とは必ずしもヒューマニズムではない。人間賛歌ではない。
この世の「真実」に肉薄し、それを畏怖する行為だ。
そういう言葉を紡げる人は確実に減っている。
僕もどれだけ俗世でやいやい言われようと、この「真実を畏怖する」気持ちは忘れたくない。