富山市教委 情報公開請求のコピーを議会事務局に渡す
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富山市の市議会議員が市政報告会を開いたと、うその報告をしていた公民館の利用状況について、報道機関が情報公開の請求のために出した請求書のコピーを、富山市教育委員会の課長が議会事務局の職員に渡し、請求のことが議員と同じ会派の当時の市議会の議長にも伝えられていたことがわかりました。
富山市教育委員会によりますと、先月上旬、教育委員会が管轄する富山市の東部公民館の利用状況について、報道機関から情報公開の請求があったことを生涯学習課の課長が議会事務局に伝え、請求者の名前などが書かれた請求書のコピーを渡したということです。
東部公民館は政務活動費を不正に受け取り、先月、辞職した中川勇元議員が、市政報告会を開いて政務活動費で作成した資料を配ったと、うその報告をした場所です。
コピーを受け取った議会事務局は、中川元議員と同じ自民党会派だった当時の市田龍一議長に、請求のことを口頭で伝えたということです。
教育委員会の課長は「請求が政務活動費の問題に関連しているとは知らなかったが、議会についての取材が行われていることは把握していた。軽い気持ちで渡してしまったが、軽率な行動だった」と話しています。
富山市教育委員会の麻畠裕之教育長は「事実だとすれば軽率な行動であり、あってはならないことだ。内容を把握したうえで、今後の対応について、検討していきたい」と話しています。
東部公民館は政務活動費を不正に受け取り、先月、辞職した中川勇元議員が、市政報告会を開いて政務活動費で作成した資料を配ったと、うその報告をした場所です。
コピーを受け取った議会事務局は、中川元議員と同じ自民党会派だった当時の市田龍一議長に、請求のことを口頭で伝えたということです。
教育委員会の課長は「請求が政務活動費の問題に関連しているとは知らなかったが、議会についての取材が行われていることは把握していた。軽い気持ちで渡してしまったが、軽率な行動だった」と話しています。
富山市教育委員会の麻畠裕之教育長は「事実だとすれば軽率な行動であり、あってはならないことだ。内容を把握したうえで、今後の対応について、検討していきたい」と話しています。