米西部の銃乱射 逃走した男の行方追う

米西部の銃乱射 逃走した男の行方追う
アメリカ西部のワシントン州にあるショッピングモールで、男が銃を乱射した事件では、死者が合わせて5人になり、警察は引き続き逃走した男の行方を追っています。
ワシントン州バーリントンにあるショッピングモールで23日、男が銃を乱射した事件では、当初4人の死亡が確認されていましたが、その後、重傷を負って病院で手当てを受けていた男性が死亡し、死者は合わせて5人になりました。

警察は犯行時の状況について、防犯カメラの映像などから、男がショッピングモールに着いたおよそ10分後にライフルを持って百貨店に押し入り、銃を乱射したことを明らかにしました。

また、事件に使われたと見られるライフルはショッピングモールの中で見つかり、男が放置して逃走したものと見られています。
警察は、男がヒスパニック系で単独犯だったとの見方を示していて、現時点でテロとの関係を示す証拠はないとしています。

警察は捜査員50人を動員して男の行方を追うとともに、男が武装している可能性もあるとして、付近の住民に注意を呼びかけています。