卓球女子でロンドン、リオ両五輪
団体メダリストの福原愛選手(27)が22日、
夫の卓球リオ五輪台湾代表、江宏傑選手(27)とともに台北市内で結婚報告の記者会見を開き、「夫を支え、励ます私や小傑(江選手)の母親のような妻になりたい」と話しました。
以前から秒読みかと噂されてましたが
意外にも早かったですね!
天才卓球少女として4歳の頃からテレビに出演し、「泣き虫愛ちゃん」の愛称で親しまれてきた人気者の福原愛選手。
台湾人の江宏傑選手と国際結婚することになりましたが、日本人同士の結婚よりもやはりハードルの高い国際結婚ということで、今回は日本の国際結婚の現状を確認するとともに、福原選手の結婚が上手くいくポイントについて個人的考察を述べてみたいと思います。
日本の国際結婚の現状
今の日本の国際結婚の状況はご存知でしょうか。
グローバルな社会になって、何となく国際結婚も増えていそうなイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実は違います。
厚生労働省の人口動態調査によると、2000年以降の日本の国際結婚は、2006年の44,701組をピークに減少傾向にあります。
ここ数年は21,000組程度で推移していて、日本人全体の結婚のおよそ3.3%を占めており、30組に1組のカップルが国際結婚ということになります。
2006年から国際結婚が減少している背景には、
2005年に「出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律」が改正、在留資格を取得するための審査が厳しくなり、特にそのあおりを受けたのはフィリピン人で、2005年には中国人に次いで2番目に多かったフィリピン人との結婚が、わずか1年で12,325組から9,379組と25%も減少、その後も毎年10%以上のペースで減少していったこと、
中国、韓国・朝鮮、フィリピンの3ヶ国が日本の国際結婚の7割を占めていますが、日本国籍を取得するために行われていたアジア人の偽装結婚の取締がここ数年で強化され、この3ヶ国の結婚件数がピークの2006年と比較すると半減したこと、
が考えられます。
日本の国際結婚の全体像が分かったところで、次は福原愛選手の結婚に注目して見ていきましょう。
まず、日本人が国際結婚をするにあたり、特に大きな障害となりそうなのが、
・言葉の壁
・文化の違い
・金銭トラブル
があると思います。
台北市内で結婚報告の記者会見をご覧の方はご存知かもしれませんが、福原愛選手は過去に中国のプロ選手として活動していたこともあり、中国語が堪能で、中国語が公用語の台湾での生活でも言葉の壁がありません。
台湾は中国の文化を受け継いでいますが、中国での生活が長かった福原愛選手ですから、中国の文化も理解しているでしょうし、文化の違いでトラブルになる可能性も低いでしょう。
最後は、特に後進国の国の人と結婚した場合に問題になりやすい金銭トラブル。
場合によっては、日本人が結婚相手のみならずその家族も含め、想像以上に金銭を援助し続けなくてはならないこともあり、これが問題になることもしばしば。
しかしながら、二人とも五輪代表になるような世界のトップ選手ですから、金銭的な問題が起こることもおそらくないでしょう。
つまり!!
国際結婚で大きな障害となる要素をすでにクリアしているカップルと言えそうですね。
きっと、これ以外にも国際結婚では大変なことがあると思いますが、卓球で数々の苦難を乗り越えた二人ならきっと幸せになることでしょうね!( ^ω^ )!