三重県四日市市の上下水道局で、トラックに積んであった水道管の修理に使う合金製の「継手」４５０個余り、金額にして約２４０万円相当が盗まれたことがわかり、警察が窃盗事件として捜査しています。
２４日午前８時半頃、三重県四日市市の上下水道局で、出勤してきた職員が駐車場のトラックの荷台に箱に入れて積んであった水道管同士を接続するための合金製の「継手」がなくなっているのに気づきました。
さらに詳しく調べたところ、５台のトラックから合計４５５個の「継手」、金額にして約２４０万円相当がなくなっていたということです。
四日市市上下水道局は緊急時に水道を修理する場合に備えて、駐車場に入るための扉や「継手」を入れていた箱にカギをかけていませんでした。
四日市市によりますと、２３日夜７時までは「継手」があったことが確認されているということで、２４日午前、四日市南警察署に被害届を出しました。
警察は窃盗事件として調べています。
四日市市上下水道局は今後、「継手」を入れる箱にカギをかけるなど防犯対策を徹底することにしています。