09月24日 12時24分
リオデジャネイロパラリンピックの目に障害がある選手が争う柔道の男子60キロ級で銀メダルを獲得した廣瀬誠選手が24日、勤務先の愛知県立名古屋盲学校で大会の報告をしました。
廣瀬選手は、名古屋市千種区にある愛知県立名古屋盲学校で「はり」や「きゅう」を教える教員で、24日、学校でメダルの報告会が開かれました。
報告会には教え子やそれに保護者など約300人が集まり、廣瀬選手に花束が贈られました。
続いて、廣瀬選手は「多くの人に支えられて銀メダルを獲得できました。柔道やパラリンピックのおかげで障害は不幸ではないと思うことができたので、みなさんも盲学校でいろんなことを頑張り人生を豊かにしてほしい」と呼びかけました。
このあと、廣瀬選手は銀メダルを首からかけて各教室をまわりました。
メダルは手に持って振ると音が鳴るようになっていて、子どもたちは廣瀬選手から銀メダルを手渡されると、振ったり首にさげたりして、重さや音、手触りについて感想を話していました。
中学部3年の女子生徒は「自分たちの先生が銀メダルを取り、すごくうれしいです。努力の大切さを教わったので私も勉強を頑張ります」と話していました。
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