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豊橋 浮世絵並べた「続絵」展

09月24日 12時24分

豊橋 浮世絵並べた「続絵」展

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版画の浮世絵を複数並べた「続絵」と呼ばれる作品の展示会が愛知県豊橋市で開かれています。
会場の豊橋市の「二川宿本陣資料館」には、江戸から明治時代の版画の浮世絵を3枚から12枚並べた「続絵」と呼ばれる作品、58点が展示されています。
このうち12枚の版画を連ねた「東海道名所図会」には、日本橋から京都まで続く東海道の宿場や富士山などの名所が描かれています。
また、14代将軍・徳川家茂が京都に上洛するために江戸城を出発する様子を描いた作品は、「空飛ぶ浮世絵師」とも呼ばれた五雲亭貞秀が描いたもので、江戸の町を進む将軍の一行を空から見おろしたような構図で描いています。
資料館の久住祐一郎学芸員は「『続絵』は情報量が多く、日本各地の名所や名物などが描かれているので、知っているものを探してみるとおもしろいと思います」と話していました。
展示会は25日まで開かれています。

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