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尾鷲ヒノキの産地で「林業塾」

09月24日 09時40分

尾鷲ヒノキの産地で「林業塾」

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品質の高さで全国に知られている尾鷲ヒノキの産地に全国の林業関係者が集まり、環境に配慮した林業のあり方を考える「林業塾」が開かれました。
23日、三重県尾鷲市の県立熊野古道センターで開かれた「林業塾」には、全国から自治体や森林組合の関係者20人が参加しました。
三重県は品質の高さで全国的に知られている尾鷲ヒノキの産地で、広葉樹などを必要以上に伐採せずに残すことなど環境に配慮した取り組みを関係者が進め、FSCと呼ばれる国際的な認証も取得しています。
塾では、尾鷲ヒノキの森林組合の担当者が、生産方法や加工、流通の現状について説明し、取り組みの結果、木材の評価が高まり、ことし5月の伊勢志摩サミットでは首脳会議のテーブルなどを尾鷲ヒノキでつくったことを紹介しました。
岡山県の自治体関係者は「自分の村でもこのような認証取得を進めているが、どう活用するか課題になっていて、尾鷲ヒノキの取り組みを参考にしたい」と話していました。

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