ヤフー異例の週休3日検討 全員対象、数年で実現狙う - 共同通信 47NEWS
一昨日のニュースです。これは明るい話題ですよね、超大手企業が社員の休日を増やそうというわけですから。
ただ、すべての企業に週休3日制を義務付けても、サビ残を増やしたり形骸化しそうですけどね(-_-;)
余暇は大事
余暇がそれなりにある会社に勤めていますけど、世の中の怨嗟を聞くと自分がいかに恵まれているかわかりません。ほんと、余暇って大事ですよ。
仕事中の緊張感から解けて自分の好きなように時間を使ったり家族サービスしたり、飲みにいったりね。ここで幸福感をしっかりと感じるのが理想です。
僕の趣味の一つである読書にしても、余暇がないと捗りません。月に100時間も残業していたら、読める本は月に2~3冊に留まってしまう。これではあまりにも寂しすぎます。人生1度きりですから、できるだけ多くの本を読みたいものです。
さて、逆に余暇が多すぎるとどうでしょうか?よく「働きたくないでござる!」っていうネタチックな台詞があるじゃないですか。僕的には余暇は多いほうが良いに越したことはないけど、ここはバランスが大事だと思いますね。
やっぱり多少のストレスは必要です。某研究によればノーストレスで過ごしている人は重大な疾患に罹患するリスクが高まるそうで。
スタンフォードのストレスを悩みから力へ変える教科書まとめ - ポジ熊の人生記
この記事あたりを参考にしてください。早い話が、人間、ストレスも必要ってことです。
仕事か休日か?
仕事に打ち込んでいれば俺は幸せだ!っていう人は無理に減らさなくて良いんじゃないですか。それが生きがいになっているわけですからね。ただ、燃え尽きることができずに退職しても家で燻ぶるようになるとイエローサインでしょう。そこらへんは退職の日をめがけて色々と断捨離していく必要があると思うのです。
「はてなブログ」を定年退職後のセカンドライフにお勧めします - ポジ熊の人生記
さて、みなさんは仕事が好き?休日が好き?
「そんなん聞かれなくても休日にきまっとろうがね!」って怒られそうですけど、ほんとわかりませんからね。「暇を持て余すくらいなら休みなどいらん」という筋金入りの人もいますから。自分は仕事の方が好き、って人も少なからずいるんじゃないですか?
僕的に、余暇は仕事で輝くものだと考えています。有り余る時間があっても、それが長期休暇なのか解雇後の空白期間なのかで退廃度が全然違う。前者はほんとうにありがたい時間になるのでしょうが、後者は真綿で首を絞められる感覚で辛いと思うんです。経済的な苦しみ(フローやストック減)も、大いに関係してくるのでしょうが...。
とりあえず仕事は緊張感があるし手が抜けないので「好き」とは言えませんが、何より食い扶持なので歯を食いしばって頑張ります、そして余暇をより素晴らしい時間へと変えるために今日も職場へ向かうのです!
終わりに
ヤフーさんが目指す「週休3日」というのは素晴らしいと思います。これを「本当の意味で」導入できれば、従業員の幸福度は上昇するでしょう。本当の、とはその分業務量過多になってサービス残業が増えるだとか、効率性を伴わない形骸的でないもののこと。
1週間のうち4日は職場、3日は家で趣味や家庭、お付き合いに没頭。う~ん、なんて健全なんでしょうか、やっぱり余暇は大事!
ただ、ちょっと寂しい懸念事項もあります。お父さんの時間が増えて全ての家族がすべからく万歳!とはいかないような。「亭主元気で留守がいい」なんていう表現もあるくらいですから、多くの奥様が「休日増えられても困るわー」って考えちゃうんじゃないかなと(´・ω・`)まぁ、ここらへんは慣れなのでしょうけどね。
これから就活する学生さんも、転職を考えている人も、勤務先の会社を選ぶうえで「余暇の多さ」はしっかりと確認しておくべきです。限りある人生の時間をひたすら潰して職場と自宅の往復になるような、余暇のない人生は身体も心も蝕みますからね。適度なストレスを受けつつ、しっかりと自分の時間を確保しましょう。
余暇がない職場にいるくらいなら、在宅ワークでも身につけて給料半分の会社に移ったほうが幸福感を感じれるようになるかもしれませんよ|д゚)