福井市長が韓国訪問中止 慰安婦像で
福井市は24日、東村新一市長の韓国・水原市訪問を中止したと発表した。水原市は友好都市。旧日本軍の慰安婦問題を象徴する少女像をドイツに設置する計画を進めていた。東村市長は10月7~9日の訪問を予定していたが、日韓関係悪化の懸念があることを中止の理由に挙げた。
福井市は24日、水原市に文書で通知。この中で少女像の設置提案により「両市の市民感情や交流に影響を及ぼす可能性がある」と、遺憾の意を表明した。
水原市はドイツ南西部のフライブルク市に設置を提案。フライブルク市はいったん受け入れたものの、姉妹都市の松山市の反対を受け断念した。