OLのコスプレ批判に萎える
レッツ、カラオケでコスプレイ!
おさっぴろでぇす。
知ってる人にはいまさらだが、ワタクシはカラオケでコスプレして歌う事が大好きなヲサーンである。
(ついでに書くが、ヲサーンなのは、ヲタクのおっさんだからだ)
公園にて
ある時、公園でひとりランチをしていたヲサーン。すぐそばにOLとおぼしき2人組が居た。彼女達の会話が耳に入ってくる。
「・・・でねー、カラオケのとなりの部屋でさぁ、なんかオフ会っていうのぉ?」
「なにッ!?」
(実際はこのときコスプレしていませんw)
「なーんかへんな衣装着てさぁ、派手なウィッグとか被っちゃってさ、みんなで歌ってるのォ!!」
「えー!キモーーい!!」
「・・・キモイ!?」
「あーいう人たちってさ、どういう気持ちでコスプレしてるんだろうネ!?」
(↓あーいう人たちw)
「まぁしいて言えば・・乙女・・ですかねぇ!?」
「カラオケって歌うところでしょー?コスプレとか本当にヤメて欲しいよねー!」
「・・・なにっ!?」
「あはは!そーだよねぇ!」
「・・・こ・・この」
「バッカモーン!!!」
以上のような事があった。
どうやらこのOLさん達は、カラオケレイヤーをキモイと思っており、かつカラオケではコスプレしてはいけないと思っていたらしい。
カラオケのサービスは歌うだけではない
一応確認しておきたいのだが、カラオケは歌うだけがサービスではない。コスプレを推奨しているカラオケは実は結構ある。カラオケのコスプレ推奨店については、過去記事にまとめておいた。よろしければ参照ををを。
▼ 過去記事
www.osappiro.com
ちなみにワタクシは、はじめて行くカラオケでコスプレする際、必ず電話でコスプレおKか否かを確認している。そしてこれまで、コスプレはダメなんですと言われたカラオケは、ひとつも無い!(あくまでワタクシが電話した店だけだが・・・)
だから、カラオケでコスするのがいけないと思っている人がいたら、そこは一応反論しておきたい(←させてくださいw)
そもそもコスプレイヤーって何人いるの?
そもそもなぜ、カラオケでコスプレするのか?
その前に、世の中にはどれくらいのコスプレイヤーが居るのだろう?レイヤー御用達の最大手サイト、コスプレイヤーズアーカイブを見ると、16年4月現在で、なんと約15万人の登録があるようだ。
WCSとコスプレイヤーズアーカイブが贈る新コスプレプラットフォーム「Cosplayers Global」の事前登録を開始いたしました。リリースは9月末を予定しております!https://t.co/7Ssw8yMZdo pic.twitter.com/ERdbkRCP1I
— コスプレイヤーズアーカイブ (@cospjp) 2016年8月7日
▼ コスプレイヤーズアーカイブのサイト(リンクページの一番下に会員数表示あり)
www.cosp.jp
いかがだろうか?このサイトだけでこんなに居るのだ。全てがアクティブレイヤーではないとしても、さらに最大手だとしても、たったひとつのサイトだけで15万人だ。
そしてこの人たちは、みなイベントだけでコスプレしている訳ではない。まして四六時中イベントが開かれているわけでもない。これらレイヤーさんの中にはカラオケを自己表現の場として使っている方も多い。
コスプレする理由とは?そして何故よくないイメージを持たれるのか?
何度かこのブログでも書いているが、そもそものコスプレ定義とは「なりたいキャラになる」ことだ。そしてヲサーンがコスプレして歌うこと、つまりコスカラをおススメするのは、変身して歌うと最高のストレス解消になるからだ。
けれどもコスプレに対するイメージとは、皆がそういう訳ではないだろうが、多くは冒頭のように「キモイ」で片づけられてしまう。これを読んでいるアナタ様もそう思っていないか?もしそうだとしたら何故だろうか?
つまりなりきれないから、中途半端に見えているのではないか?
(iphoneのコス / おさっぴろ)
結局コスプレとは、なりたいものに対する憧れを体現する行為である。
思い入れは大事だが、決して本人そのものになれる事は無い。キモイとか失笑を買うのは、はたで見ていてそこがイタイと思われているからではないだろうか?
つまり決して本人そのものにはなれないのに、それをひたすらやっている点。それがわかっているのにそこを目指そうとする点。更にはやはり見た目のクオリティが低い点。それらに対する嘲笑ではないかと思うのだ。
その証拠に、美しいレイヤーさん、カコイイレイヤーさんならどうか?今度は逆に称賛を受けるだろう。彼ら彼女らもなりたいキャラそのものになれる事は無い。だが美しさ、あるいはカッコよさで自身のこだわりを体現している。評価は人によって差はあると思うが、要は見た目なのだ。見た目が良ければ人はそこに惹かれるのだ。
最後にカラオケでコスプレしていると、更に中途半端感が増す。何故かと言えば、本来は歌う事が優先される場所で、コスプレするのが主の環境では無いからだ。そこでコスするものだから、中途半端に見られてしまうのだ。そして前述した理由とも相まって、キモイとか言われてしまうのかなぁと思う。
やはりコスカラをおススメしたい。
(悪魔のコス@学生風 / おさっぴろ)
という訳で、カラオケでコスプレする事はダメではないという事。そしてキモイと言われてしまう理由の推測は出来た。
しかしながら前項で書いた通り、ワタクシとしてはキモイと言われようが、コスカラをおススメしたい。理由は前項で書いた通り「変身してストレス解消」なのだが、最後にもう少し補足したい。
(ノートPCのコスで運営をイメージ / おさっぴろ)
皆様はSNSに登録しているだろうか?
もし本名で登録し、本人画像を載せている方に対しては何も言えない。
だが殆どの人は、ハンドルネームを用いていることだろう。そして画像もイラストだったり、自分のペット画像だったりと、自分以外のものだったりしていないか?・・・つまりアナタ様はネット上で、そのハンドルネームのキャラを演じているのである。
いやいや!書いてる事は自分の本心だしさー、という反論もあるだろう。だがしかし、その本心が自分自身の本来の姿の時に言えるだろうか?言えないから、ハンドルネームを名乗り、かりそめの姿になって、言いたい事を書いているのではなかろうか?
つまり、演じているのである。そしてアナタ様は、そのキャラで言いたい事を言い満足感を得ているのである。
ここでいったんまとめる。
コスプレして歌うことと、SNS上のキャラで言いたい事を言う事は同じなのだ。
唯一コスカラに、SNSキャラとの相違点があるとしたら、見た目だけだろう。
見た目を気にしない人はそのまま続ければよいし、気にするという人は、人に見られないようにコソーリやればいいのである。
前述したOLの例では、レイヤー側にも見られるような行為があったのかもしれない。またカラオケの場合、中が見える前提で部屋が作られているので、見ようとすれば見えてしまう点も問題ではある。だがここでそれを論じても、解決に至らないのでここは端折る。
シメのひと言
今回は、カラオケコスの良くないイメージについて、原因と対応を考えて反論してみた。
そしてあくまでワタクシの説にすぎないが、SNSで自分の分身を演じることと、カラオケでコスして変身し、歌うことは結局同じ事だと書いた。
もしもアナタ様がこの意見に共感いただけるのであれば、せっかくなのでコスカラに対する垣根を外していただけたらうれしいと思う。
今回はこれが言いたかった。
という訳で今回はここまで。
皆様、良いコスプレイををを!!