2016年9月23日、韓国・聯合ニュースによると、韓国サムスン電子の新型スマートフォン(スマホ)「ギャラクシーノート7」の発火問題で、韓国国内での回収率は4.5%にとどまっていることが分かった。韓国人の「サムスン愛」が改めて示されたことになる。澎湃新聞網が伝えた。
サムスンは19日に韓国でのリコール(回収・無償修理)をスタート。4日間で機種交換を希望した利用者は10万人を超えたが、返品をした人は約1万8000人にとどまり、全体のわずか4.5%だった。業界関係者は「返品希望者は予想を下回った。新機種発売時にまた購入ラッシュが起きるのではないか」と楽観的な見方を示した。
一方、中国でサムスンは「今回のリコール対象に中国での販売分は含めない」と発表。中国販売分に使用したバッテリーの供給業者が韓国国内とは異なることを理由に挙げている。(翻訳・編集/大宮)