蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【首都スポ】ラ組女子は成蹊大の井草彩野さん2016年9月24日 紙面から
「ラグビーの一番面白いところは『当たり』ですね」 ほんわか癒やし系の笑顔からワイルドな言葉を発するのは、松田努さんが主宰する女子選手練習会「松田塾」で、選手兼コーチのサポート役を務める井草彩野さん(成蹊大4年)だ。 5歳のとき、府中ジュニアラグビースクールでラグビーを始め、中学までは男子に混じってFWでプレーした。 「スクラムを押すのが楽しかったです」 都立新宿高進学後もラグビー部で男子とともに練習。同校での公式戦出場はなかったが、高3時に第1回全国高校選抜女子セブンズに関東選抜の一員として出場し、果敢なセービングで優勝に貢献した。いわば女子ラグビー強化の第1世代だ。 昨秋の女子交流大会(江戸川区陸上競技場)では世田谷レディースの一員としてプレーし「体を動かしていないと、ウズウズしてきちゃう。久しぶりのタックルは楽しかった」と満面の笑みを浮かべた。 現在は、松田塾だけでなく、初心者にも門戸を開いて今年設立された女子チーム「ブレイブルーブ」で活動する。 「まずはラグビーの楽しさを経験してもらい、再来年くらいには関東大会に出場したいです」 やさしくタフなお姉さんが、府中で鍛えるラ組女子たちを引っ張る!! (大友信彦) ◇ 首都圏のアスリートを全力で応援する「首都スポ」。トーチュウ紙面で連日展開中。 PR情報
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