さらば青春の光、松竹芸能を勝手に辞めて地獄を見た
2016年9月24日9時0分 スポーツ報知
お笑いコンビの「さらば青春の光」が、23日放送のテレビ朝日系「しくじり先生 特別編」(後11時15分)に出演。勝手な理由で所属事務所を一方的に辞めて地獄をみた「しくじり体験」を明かし「今思うと本当にバカでした。申し訳ありませんでした」と謝罪した。
結成翌年の09年にM-1グランプリ準決勝進出。「キングオブコント」では4年連続で決勝に進出し、13年に準優勝した実力派だったが、その直後に松竹芸能を退社。「ちょっとのちやほやで調子に乗り、現状に不満を持ち、他ならきっと評価してくれると思った」と楽観していたが、仕事が激減。干された状態でテレビは地方局のエロ番組だけ、「13年は花粉症の記憶しかない」と森田哲矢(35)は振り返った。
自宅に個人事務所を設立して自ら営業活動を始めた矢先に、東口宜隆(30)が先輩芸人の妻と不倫、「この場を借りて深くおわびさせてください」と番組史上、最も長く頭を下げて謝罪した。信用まで失ってしまったが、「番組スタッフや芸人、ファンの支えがあった。芸人仲間は笑いに変えてくれた。先輩芸人も『テレビに出ていいよ』と言ってくれた」と感謝。今では松竹芸能の寛大な対応で松竹所属芸人とも共演もできるようになり「会社を辞めようと思っている人も、信頼すべき人を裏切ってはいけません」と力を込めた。
こうやって、事務所の独立話をテレビで明かせること自体が珍しいことで、聞き役の関根勤も「いいことだと思うよ」と評価していた。