蹴球探訪
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【スポーツ】[バドミントン]リオ日本人対決再び!! 山口「がむしゃらに」2016年9月23日 紙面から
◇ヨネックスOPバドミントンのヨネックス・オープン・ジャパン第3日は22日、東京体育館で各種目の2回戦が行われ、女子シングルスはリオデジャネイロ五輪代表で世界ランキング12位の山口茜(19)=再春館製薬所=が同26位のリンダ・ゼッチリ(ブルガリア)に2−0でストレート勝ち。五輪銅メダリストで同5位の奥原希望(のぞみ、21)=日本ユニシス=も同45位の陳雨菲(中国)を2−0のストレートで下し、山口とともに8強入りした。両選手は23日の準々決勝で、リオ五輪準々決勝以来の再戦に臨む。五輪女子ダブルス金メダルの高橋礼華(26)、松友美佐紀組(24)=日本ユニシス=は五輪後初の試合で姜凱心、洪詩涵組(台湾)をストレートで退けて準々決勝に進んだ。 変則サウスポーもリオ五輪出場で波に乗る山口の敵ではなかった。第2ゲームの序盤は6−6と接戦に持ち込まれたが、そこから山口は7連続得点で抜け出し、21−13で完勝。順当にベスト8へ駒を進めた。「最初は相手の打つタイミングや独特なスタイルに戸惑ったが、早い段階で対応して焦ることなく試合を進められた。その点は良かったと思います」。初対戦のやりづらさをものともせず、自分のペースに持ち込んでストレート勝ちを収めた。 これで準々決勝は奥原との対戦が決定。リオ五輪準々決勝で1−2のフルゲームまでもつれた日本人対決が、母国のファンの目の前で再び繰り広げられることになった。過去の対戦成績はジュニア時代も含め、奥原に8戦全敗。それでも山口はリオ五輪の大舞台でシニアになってから初めて、奥原から1ゲームを奪ってみせた。 「対策は…特にないです。オリンピックでもそれまでと違う戦い方をしたけれど、それでも負けてしまった。そういうことを考えるより、一回も勝っていないので、開き直ってがむしゃらに、そして試合を楽しめたらいいです」。テーマは「エンジョイ・バドミントン」。無欲で臨む姿勢が、奥原にとっては何よりの脅威になる。 (千葉亨) PR情報
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