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【芸能・社会】

瀬奈じゅん、大人のミュージカルにわくわく 11月から上演「貴婦人の訪問」に初出演

2016年9月23日 紙面から

ミュージカル「貴婦人の訪問」の再演でマチルデ役で出演する瀬奈じゅん=東京・日比谷で(五十嵐文人撮影)

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 宝塚の元月組トップスターで女優の瀬奈じゅん(42)が、11月から東京、名古屋などで上演されるミュージカル「貴婦人の訪問」に初出演する。昨年、日本初演で好評を博した作品の再演だが、瀬奈はただ一人の新キャスト。「素晴らしい方ばかりとの共演で、わくわくしています」と舞台を待ち望んでいる。

 2013年にスイスで初演された「貴婦人の訪問」は架空の街・ギュレンが舞台。世界的大富豪のクレアが困窮を極める故郷に帰郷し、かつての恋人アルフレッドらが街への援助を期待しクレアを歓迎するが−。他にはない拝金主義や愛憎劇などが織り込まれたブラックな大人のミュージカルとして評判を呼んだ。

 「シリアスでありながら、滑稽すぎて笑えたりも。見終わって皆で討論できるような考えさせる作品」と瀬奈。演じるアルフレッドの妻マチルデについても「自分の解釈だけでなく、共演の方にはマチルデがどう見えているかを感じながら、役作りをしていきたい」と10月から始まる本格的な稽古が楽しみという。

 心強いのがその共演者たちだ。クレア役の涼風真世(56)は宝塚の大先輩で、アルフレッド役の山口祐一郎(59)とは「三銃士」「エリザベート」などで舞台をともにしている。「涼風さんとは舞台初共演でとても楽しみ。山口さんとは支配される役ばかりで夫婦役は初めて。どうやって山口さんを包みこめるか」と笑う。

 最近はコンサートやシャンソンに力を入れており、舞台は2年ぶりになる。「これまで出演したことがない大人のミュージカルで、新たな引き出しを増やすことができれば。でも、気負わずに気心の知れた皆さんと一緒に刺激的な舞台をお届けします」と約束した。

 公演は11月3〜5日に東京・北千住のシアター1010、同12日〜12月4日に東京・日比谷のシアタークリエ、12月17〜18日に中日劇場で。

<瀬奈じゅん(せな・じゅん)> 1974(昭和49)年4月1日生まれ、東京都出身。92年に宝塚歌劇団に入団し、2005年に月組トップスターに就任。宝塚版「エリザベート」ではルキーニ、エリザベート、トートの主要3役を制覇。09年に退団後も「エリザベート」「アンナ・カレーニナ」などのミュージカルに出演し、コンサートでも活躍中。

 

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