巨人野球賭博事件の胴元か 暴力団員ら逮捕へ
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プロ野球、巨人の元投手らが関与した野球賭博事件で、警視庁は、新たに山口組系の暴力団員らが野球賭博の胴元だった疑いがあるとして逮捕状を取り、24日にも逮捕する方針です。一連の事件をめぐって暴力団員に捜査が及ぶのは初めてで、警視庁は、野球賭博が暴力団の資金源になっていた疑いがあると見て、実態解明を進めることにしています。
プロ野球、巨人の野球賭博事件では、元投手の笠原将生被告(25)が逮捕・起訴されたほか、福田聡志元投手(33)、松本竜也元投手(23)、高木京介元投手(27)の3人が罰金の略式命令を受けました。
一連の野球賭博について実態解明を進めてきた警視庁は、新たに山口組系の暴力団員ら3人が賭けを取りしきる胴元だった疑いがあるとして、逮捕状を取っていて、24日にも逮捕する方針です。これまでに笠原元投手の知人の飲食店従業員などが胴元として立件されていますが、暴力団員らはさらに上位の胴元にあたるということです。
一連の事件をめぐって暴力団員に捜査が及ぶのは初めてで、警視庁は、野球賭博が暴力団の資金源になっていた疑いがあると見て、実態解明を進めることにしています。
一連の野球賭博について実態解明を進めてきた警視庁は、新たに山口組系の暴力団員ら3人が賭けを取りしきる胴元だった疑いがあるとして、逮捕状を取っていて、24日にも逮捕する方針です。これまでに笠原元投手の知人の飲食店従業員などが胴元として立件されていますが、暴力団員らはさらに上位の胴元にあたるということです。
一連の事件をめぐって暴力団員に捜査が及ぶのは初めてで、警視庁は、野球賭博が暴力団の資金源になっていた疑いがあると見て、実態解明を進めることにしています。
賭博の構図は
警視庁などのこれまでの捜査で浮かび上がった、野球賭博の構図です。
客として野球賭博をしていたのは、巨人の松本竜也元投手や高木京介元投手らでした。また、元投手の笠原将生被告は、みずからも客として野球賭博を行っていたほか松本、高木両元投手から賭け金を集め、知り合いの斉藤聡被告(38)に渡していました。斉藤被告は賭けを取りしきる胴元の1人でした。胴元の中では客に近い立場で、捜査当局は「小胴元」と位置づけています。
さらに、斉藤被告が集めた賭け金の一部は、逮捕状が出ている暴力団員らに渡っていたということです。暴力団員らは斉藤被告より上位の胴元と見られ、捜査当局は「中胴元」と位置づけています。
警視庁は、元投手らの賭け金が暴力団の資金源になっていた疑いがあると見て、さらに実態解明を進める方針です。
客として野球賭博をしていたのは、巨人の松本竜也元投手や高木京介元投手らでした。また、元投手の笠原将生被告は、みずからも客として野球賭博を行っていたほか松本、高木両元投手から賭け金を集め、知り合いの斉藤聡被告(38)に渡していました。斉藤被告は賭けを取りしきる胴元の1人でした。胴元の中では客に近い立場で、捜査当局は「小胴元」と位置づけています。
さらに、斉藤被告が集めた賭け金の一部は、逮捕状が出ている暴力団員らに渡っていたということです。暴力団員らは斉藤被告より上位の胴元と見られ、捜査当局は「中胴元」と位置づけています。
警視庁は、元投手らの賭け金が暴力団の資金源になっていた疑いがあると見て、さらに実態解明を進める方針です。