ソウル=牧野愛博
2016年9月23日21時32分
世論調査機関の韓国ギャラップは23日、北朝鮮による5度目の核実験を受け、韓国で58%の人が自国の核保有に賛成しているとする調査結果を発表した。反対は34%だった。
1月の4度目の核実験直後の調査では、全体で54%の人が核保有に賛成し、38%が反対していた。
今回、20代の55%は韓国の核保有に反対するとしたが、50歳以上の75%は核保有に賛成した。与党セヌリ党支持者の75%が賛成し、野党も「共に民主党」支持者の50%、「国民の党」支持者の58%がそれぞれ賛成した。
北朝鮮に対する感情も悪化した。5度目の核実験が朝鮮半島の平和に対する脅威だとする人は75%に達した。北朝鮮の咸鏡道で起きている大規模な水害を巡っても、北朝鮮の要請があれば支援すべきだと答えた人は40%にとどまったのに対し、支援すべきでないとした人は55%にのぼった。(ソウル=牧野愛博)
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朝日新聞国際報道部
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