米オクラホマ州 黒人射殺で警察官を訴追
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アメリカ南部のオクラホマ州で白人警察官が黒人男性を銃で撃って死亡させた事件で、地元の捜査当局は、男性を撃った白人の女性警察官について、男性が銃を持っていなかったことなどから「合理的な理由のない発砲」だったとして過失致死の疑いで訴追しました。
この事件は、オクラホマ州タルサで16日、路上に停車していた車の近くにいた黒人男性を複数の警察官が取り囲み、このうち白人の女性警察官が発砲し、男性が胸を撃たれて死亡したものです。
地元の捜査当局は、当時の状況について複数のカメラの映像などを分析して調べてきましたが、その結果、男性は銃を持っていなかったことなどから22日、「合理的な理由のない発砲」だったとして、女性警察官を過失致死の疑いで訴追しました。
アメリカでは、南部のノースカロライナ州で、黒人の男性が警察官に銃で撃たれて死亡したことに対して激しい抗議行動が続いていて、現地の当局は23日の0時から夜間の外出禁止を呼びかけ事態の沈静化を図っていますが、今回の訴追を受けて緊張がさらに高まる懸念も出ています。
地元の捜査当局は、当時の状況について複数のカメラの映像などを分析して調べてきましたが、その結果、男性は銃を持っていなかったことなどから22日、「合理的な理由のない発砲」だったとして、女性警察官を過失致死の疑いで訴追しました。
アメリカでは、南部のノースカロライナ州で、黒人の男性が警察官に銃で撃たれて死亡したことに対して激しい抗議行動が続いていて、現地の当局は23日の0時から夜間の外出禁止を呼びかけ事態の沈静化を図っていますが、今回の訴追を受けて緊張がさらに高まる懸念も出ています。