蓮舫氏、小池都知事の仕事ぶりを絶賛「挑戦する力を見せてもらった」
2016年9月23日14時3分 スポーツ報知
民進党新代表の蓮舫氏(48)が23日、東京都庁を訪れ、小池百合子知事(64)に就任あいさつを行った。
白ジャケットに黒のインナー姿の蓮舫氏。緊張した面持ちで先に応接室に入った。小池氏が現れると、笑顔で名刺交換。小池氏は冒頭、「おめでとうございます」と、女性初の同党党首となった蓮舫氏を祝福した。蓮舫氏が「いろいろ大変そうですね?」と尋ねると、小池氏は「やはり国政とは違う。やりがいはある」と話した。蓮舫氏が「知事の向き合っている姿を見ると力が出る」と話すと、小池氏は「お互い頑張りましょう」と返した。
約10分の対談を終え、取材に応じた蓮舫氏は、「率直にエールの交換をした。私からすれば、先輩ですから恐れ多い言葉ばかりいただいた」と恐縮した様子。対談では都政で次々と問題が起きる中、「国政でも協力させていただきたい」と提案。2020年東京五輪・パラリンピック関連施設などの予算が膨張していることに関しても、協力していく姿勢を示した。
小池氏の知事転出に伴う衆院東京10区補選(10月11日告示、23日投開票)では、自民党員である知事と対決する形になる蓮舫氏だが「都知事と国政の補選は切り離している」と述べ、「都知事は、おやりになられていることを尊敬している」と持ち上げた。
都知事に就任して2か月足らずの小池氏の仕事ぶりについて、蓮舫氏は「すべてにおいて挑戦する力を久しぶりに都知事に見せてもらった。率直に評価しています。すごいと思います」と絶賛。「今日もリオからお帰りになってお疲れの中、お時間を取って下さる。野党の党首に気遣いをして下さる姿勢は、学ばせていただきます」と感心しきりだった。