蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【大リーグ】マエケン16勝 ダルに並んだ日本人1年目最多2016年9月23日 紙面から
◇ドジャース9−3ジャイアンツ大リーグは21日、各地で15試合を行い、ドジャースの前田健太投手(28)は地元ロサンゼルスでジャイアンツ戦に先発。5イニング3安打2失点(自責1)で、2012年レンジャーズのダルビッシュ有に並びメジャー1年目の日本新人投手で最多の16勝目を挙げた。ヤンキースの田中将大投手(27)はレイズ戦に先発。3回にソロ4発を被弾するなど6イニング7安打4失点も、大量援護に守られメジャー自己最多の14勝目をマークした。マリナーズの青木宣親外野手(34)はブルージェイズ戦で4打数1安打、1打点。マーリンズのイチロー外野手(42)はナショナルズ戦で4打数無安打だった。 ◆5イニング2失点6K大事な一戦で、メモリアル白星を手にした。前田はいつもより多投した内角直球がさえ、6奪三振のうち4個が直球系。大量リードに加えて10月以降のポストシーズンも見据え、ロバーツ監督は5イニング88球で降板させたが、3安打2失点、自責1と十分合格点の投球で、ダルビッシュに並ぶメジャー新人日本投手で最多の16勝目を挙げた。 「すごくうれしい。チームに助けられながら16勝を重ねられた。僕にとってはすごくいい結果」。時事電によれば、広島時代の自己最多15勝(2010、13、15年)も更新したマエケンは、納得の表情で語った。 1回は初めてバッテリーを組んだ控え捕手ルイーズの拙守絡みで1失点し、2回は不用意な失投を右翼席に運ばれた。だが、それ以上は傷口を広げず、「最近、状態は悪い。何とかやりくりして抑えている感じはあるが、そういう風にできているのも一つの成長かな」とうなずいた。 自身のブログで「プレッシャーのかかる試合でチームが勝てた事が一番」とつづったように、チームにとっても大きな勝利だ。地区2位ジャイアンツとの3連戦を2勝1敗と勝ち越し、地区4連覇へのマジックを「5」に減らした。球団公式サイトによれば、ロバーツ監督は「クーチ(ルイーズ捕手)と呼吸を合わせるのに苦労していたが、ケンタが流れをつかんでからはスイスイだったな」と満足そうに語った。 PR情報
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