石川 野々市市 議会事務局が傍聴者情報を議員に閲覧

石川県の野々市市の議会事務局が、市議会を傍聴した人の名前や住所などが書かれた書類を議員に閲覧させていたことがわかりました。市は個人情報保護条例に抵触する行為だったとしています。
野々市市の議会事務局は、市議会を傍聴する人に対し、書類に名前や住所などを記入することを求めていて、去年とことしの2回にわたり、同じ市議会議員の求めに応じて、この書類を閲覧させていたということです。

市は個人情報保護条例に抵触する行為だったとしています。市の議会事務局は「認識が甘かった。今後は閲覧させないよう指導を徹底したい」としています。一方、書類を閲覧した議員はNHKの取材に対し「自分の支援者が来ているか確認したかった」と話しています。