2016-09-23 19:54:28
旅行先の感動した景色や普段の何気ない幸せな光景を、カメラで残しておきたいと考える人は多いのではないでしょうか。
それはハッと息をのむ一瞬だったり、何度も見返したくなる大切な笑顔だったり、人によって様々です。
カメラが「マニアックな趣味」だったのは一昔前のことで、最近は若い人や女性でも楽しめるタイプのカメラが比較的低価格で登場しています。
とはいえ、カメラの種類が増える程、これからカメラを始めたい人にとってはどれを買えば良いのか分かりませんよね。
そこで今回は、5万円以内で買える初心者向けの物から、10万円以上する中級者向けの物まで、様々なメーカーの様々な種類のカメラを価格帯別に10選集めてみました。
自分の撮りたい写真のイメージや、撮影シーンに合わせて選ぶのがおすすめです。
ぜひ、カメラ選びの参考にしてみてください!
それではおすすめカメラ10選、早速見ていきましょう♪
10選を見ていく前に・・・最近話題のミラーレス一眼カメラと、デジタル一眼レフカメラの違いを簡単に憶えておきましょう。
ミラーレス一眼と一眼レフの違いとはどういったものでしょうか?
デジタル一眼レフカメラは、光を反射する光学ファインダーと撮影用レンズを組み合わせて使うカメラです。
この光学ファインダーでピントを合わせたり、撮影範囲を決めます。
ファインダー越しに見たままの世界が撮れるので、カメラの醍醐味を味わうことができます。
レンズの種類が豊富で好みに合わせて選ぶことができますが、全体的に重めなのがデメリット。
ミラーレス一眼カメラは、光学ファインダーが無く、液晶モニター越しに被写体を見て撮ります。
ファインダーが無い分軽く、持ち運びが楽なので、女性人気が高いのが特徴。
またボディも一眼レフに比べると安めで、これからカメラを始める方でミラーレス一眼を買う人が多いです。
比較的新しいタイプのカメラなので、まだ全体的にレンズの種類が少ないのがデメリットでもあります。
ミラーレスと一眼レフのレンズを共同で使うことはできません。
また、カメラのメーカーを超えてレンズを共用することもできません。
買ったカメラのメーカーのレンズしか使えないので、自分の撮影イメージに合ったメーカーのカメラを選ぶようにしましょう。
カメラの中では安価と言われる5万円以内の物は、エントリーモデルといわれるいわゆる初心者向けのカメラが多いです。
これからカメラを始める人に嬉しい、親切な機能もたくさんついています!
レトロなデザインが可愛いペンタックスのミラーレス一眼。
世界最小のレンズ交換型カメラなので、重い物を持つのに抵抗がある女性でも簡単に持ち運ぶことができます。
小型化されるとカメラの性能が気になるところですが、このQ-S1はボディ全面についているクイックダイヤルを回すだけで絶妙なボケ感を楽しめたり、一眼レフと同じくらいの拡張性やエフェクト機能があったり、他に引けを取らない操作性と機能性を誇っています。
また、ボディが5色、フロントシートが8色から選べるので、組み合わせ次第で40通りものデザインを楽しむことができるのが大きなポイント。
機能性も妥協したくないけれど、可愛いカメラが欲しいという人におすすめです。
一眼レフのトップシェアメーカーとしての実力を惜しみなく注いでいるキヤノンのミラーレスカメラ。
EOS M2は、5万円以下と低価格なのに色合いや発色の良さ、解像度の高さで人気を博しています。
カメラにあまり慣れていない人でも、簡単に完成度の高い写真を撮ることができるのは、元々映像機器メーカーとして創業したキヤノンならでは。
また旧モデルのEOS Mに比べてピントを合わせる速さや範囲が向上するなど、オートフォーカス機能が進化したのも、カメラ入門者には嬉しいポイントです。
専用アプリを使うと、EOS M2で撮った写真をスマートフォンに送ることができるのも便利。
一眼レフでは珍しい、小ぶりなデザインのニコンのD3300。
臨場感のある写真を撮りたい人にニコンの一眼レフはおすすめです。
エフェクト機能よりも、目で見たものをそのまま再現することに秀でたメーカーなので、ニコンのカメラは報道の現場でもよく使われているのだとか。
エントリーモデルとして、カメラの撮り方のコツや場面ごとの設定のポイントを教えてくれるガイド機能がついているので、カメラ初心者でもとっつきやすいのがポイント。
小型なのに画素数が2416万もあるので、細部まで綺麗な解像度の高い写真を撮ることができます。
風景画をメインに撮りたい人におすすめです。
本体重量が370gと、世界最小、最軽量の一眼レフとして話題になったEOS Kiss X7。
370gなので、片手で簡単に持てます。一眼レフが欲しいけど、重さがネックという人にぴったり。
ボタン数が少なく、複雑な操作をしなくてもエフェクトをかけた写真が撮れたり、自動で撮影シーンに合わせて光の度合いを調節してくれるオート機能があるので、カメラに慣れていない人でも使いやすいのがポイントです。
機能性が高くても、分かりずらくて使いこなせない・・・という心配がありません。
家族旅行やイベントに合わせて一家で一台持つと良いかもしれません。
この価格帯の物は、エントリーモデルでも、ワンポイント機能がプラスされたカメラが欲しい人におすすめです。
宮崎あおいさんの幻想的なCMが印象的なオリンパスのミラーレス一眼。
初心者向けのバランスの良い性能と操作性、また黒が多いカメラの中では珍しい白くコンパクトなデザインで若い女性を中心に人気が広がっています。
おしゃれで可愛らしい効果が得られるアートフィルター機能が14種類搭載されているので、撮りたいイメージを簡単に再現することができます。
Wi-fi機能があって、撮った写真を自分のスマートフォンに移すことができるので、自分が撮った写真をSNSに載せたい人におすすめです。
エントリーモデルだけでなく、中級者向けモデルとしても充実した機能が人気のミラーレス一眼。
本体のボディ内に手ブレ補正機能がついているので、レンズも手ブレ補正対応の物を選べば、子どもの運動会や手ブレが起きやすい夜景などの撮影シーンでも安定して綺麗な写真を撮ることができます。
手ブレ補正機能の他にも、シャッター音が小さく振動が少ないことでさらにブレの心配を無くしています。
また、Lモノクロームという機能によって、従来よりも陰影の幅が細かくなり、よりモノクロの繊細な表現ができるようになったのも大きなポイント。
雰囲気のあるモノクロ写真を撮りたい人におすすめです。
軽さと耐久性に定評があるニコンのD5500。
ボディに頑丈なカーボン素材を使っているので、一眼レフなのに470gと軽量ながら丈夫で耐久性にも優れているという、エントリーモデルとして申し分ないカメラです。
また、グリップの形が握りやすいように盛り上がっているので、かまえやすく、落とす心配がありません。
こうした心配りは、報道などの時に荒々しい現場で使われる機会の多いニコンのカメラならでは。
もちろん性能面も、白とびやぼやけが少なく、初心者でも扱いやすいように作られています。
液晶の角度を変えられるので、ローアングルで撮影したい時に便利です。
エントリーモデルながら、そのハイスペックさに注目が集まっている一眼レフ。
普通、中級者向けや上級者向けのカメラについている防塵・防滴というスペックがペンタックスのK-S2にはついています。
砂ぼこりや突然の雨などの多いアウトドアシーンでの撮影にぴったりなモデルです。
また、通常一眼レフだとファンダー越しには四隅が見えずらく意図しないものが写り込んでしまいがちですが、K-S2は視野率が100%なので、余計なものが写り込まずファインダーで見たもののみを撮ることができます。
液晶モニターが開いて前後に回転するバリアングル式を採用しているので、流行りの自撮りも楽々。
エントリーモデルとしては高価な10万円以上のカメラは、中級者向け。
さらに写真を極めたい人におすすめです。
ミラーレス一眼の評判が良いソニーのa7シリーズ。
通常カメラには2段階のシャッター動作があり、2回のシャッター音の振動で写真がブレてしまうことがありました。
a7Ⅱは2段階のうち1回目のシャッター音を電子処理し無音にしているので、その分振動を少なくしてシャッターを切ることができます。
また、有効画素数が2430万と多いので細部まできめ細やかに美しく撮ることができます。
少ない光でも明るく撮れるISO感度の高さに加えて、防塵・防滴機能もあるのであらゆる撮影シーンに対応。
カメラの腕をさらに磨き、バラエティー豊かな写真を撮りたい人におすすめです。
もちろん、ボディ内の手ブレ補正機能もついています。
スペックの高さから中級者に人気の高いキヤノンのEOS 7D MKⅡ。
最高で1秒で10コマもの連続撮影が可能になったので、動物や鉄道などの動く被写体もしっかりとらえて撮影することができます。
また、EOS 7D MKⅡのオートフォーカス機能は、測距点が65点とデジタル一眼レフの中でも特に多いのがポイント。
これまで、オートフォーカスの精度を高めるためには撮影エリアを絞るのが普通でしたが、測距点が増えたことにより撮影エリアを狭めず、広い範囲の中でオートフォーカスができるようになりました。
EOS 7D MKⅡの旧モデルのEOS 7Dの測距点が19点だったことを考えると、MKⅡの測距点がかなり増えたことが分かります。
また、ISO感度が最大16000と高いので、暗くなりがちな夜景もクリアに撮ることができます。
防塵・防滴にも対応していて撮影シーンを選ばず使うことができる点も、カメラをさらに楽しみたい中級者に人気の高い理由です。
おすすめカメラ10選、いかがでしたか。
カメラの世界は奥が深く、また日々改良されているので、今回紹介しきれなかった良いモデルもまだまだたくさんあります。
一台一台決して安いわけではないので、初心者向けといっても妥協せず選びたいですよね。
今回ご紹介したカメラのメーカーは、どれも評価の高い所ばかりです。
撮影者の好みはあれど、そどれもコスパ十分で機能性や操作性は信頼できます。
何を撮るか、どのような場面で撮るか、自分のイメージする写真に合わせて、カメラを選んでいきましょう!
お気に入りの一台で、カメラ生活を楽しめることを祈っています!
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