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ぼくと、むじなと、ラフカディオ。

かつて小泉八雲が自らの感覚で日本を歩きまわって見聞を広めたように、故郷を離れて旅を続けるぼくが、ぼくの感覚でその土地を歩き回って、見たり聞いたり嗅いだり触ったりした、ぼくの見聞録です。

これマジで大丈夫なのか!?『攻殻機動隊』実写版、混迷のティザーついに公開! - 『Ghost In The Shell』 -

映画

士郎正宗による漫画『攻殻機動隊』の第一巻をベースとして、押井守によって監督されたアニメーション作品『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の実写版が、2017年3月31日に全米公開が予定されており、話題となっている。

 

実際には、笑い男などのキャスティングが発表されているので、おそらくはTVアニメ・シリーズの『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の方がベースとなっているのかもしれない。トグサやイシカワ以外にも、サイトーやボーマも登場するようなのでね。

 

これマジで大丈夫なのか!?『攻殻機動隊』実写版、混迷のティザーついに公開! - 『Ghost In The Shell』 -

 

邦題はまだ定かではないが、原題は『Ghost In The Shell』(ゴースト・イン・ザ・シェル)、たぶん『攻殻機動隊』となるのだろうと、切に願う。

 

出演者の情報や各種ビジュアルなどが徐々に公開される中、ついにパラマウントから公式のティザー五種が公開されて、物議を醸し出している、物議である、とぼく個人は思っている。

 

監督を担うのはイギリスの映画監督ルパート・サンダース、主演の草薙素子役にスカーレット・ヨハンソン、相棒のバトー役にはピルー・アスベック、そして公安9課の長、荒巻大輔役に北野武が抜擢されたことは皆さんのよく知るところであろう。

 

北野武がハリウッド映画に出演するのは、たしかキアヌ・リーブス主演の『JM』以来ではないのだろうか。

 

この他にも日本からは桃井かおりが出演するらしく、草薙素子の母親役だという話を聞いているが、ぼくは日本でのすべてのシリーズを観たわけではないので、ベースとなるアニメーションなどに、少佐の母親が出てくるのかどうかは、よく知らない。一体どんな脚本になっているのだろうか。

 

まあ物は試しなので、ティザー五種をすべて鑑賞してみた。

 

そして、そもそも、ティザーを観る前の話だが、主要キャストの中でも完全にアジア人の少佐とかイシカワとかサイトーとか、そのあたりは日本人ではないせよ、アメリカ系の中国人とかさあ、ビジュアルがアジアの人を起用するべきだというところで、すでに大いにつまずいていることが前提にはある。バトーとかボーマはまあいいけれど、そして荒巻に日本人を、北野武を起用するならば、足並みを揃えてほしい。

 

で、まあティザーの中には荒巻を演じる北野武が登場するのだが、髪型が・・・。

 

あの髪型はどう見てもコッポラの『ドラキュラ』に出てきたゲイリー・オールドマン演じる正体の方のドラキュラ伯爵か、あるいは『スター・ウォーズ』シリーズのまだ議員をしている頃のパルパティーンじゃないのか・・・。

 

あとはなんだか少佐の動きがどんくさかったり、密教護摩焚きみたいな中枢システム出てきちゃってるけど・・・。

 

これマジで大丈夫なのか!?『攻殻機動隊』実写版、混迷のティザーついに公開! - 『Ghost In The Shell』 -

Paramount Pictures - YouTube

 

おいおい、これで本当に大丈夫なのか、監督。プロデューサーや配給会社に何言われてるか知らないが、だだスベリをするんじゃないのか、大丈夫か・・・?

 

ドラゴンボール』の実写版の二の舞いになるのじゃないのかと、それはそれでネタとしてはおもしろいけれど・・・、ちゃんとしたやつ観たいよ・・・。

 

というわけで、もう皆さん見飽きたかもしれないので、公式ティザーを編集した非公式ファンメイドのティザーから、ご覧いただこう。念のためにその後に、五種のティーザーも暇なら観ていただきた。

 

 

そして以下が、公式ティザー五種である。

 

 

 

 

 

 

さて、いかがだっただろうか。

 

「これマジで大丈夫なのか!?」に、個人的には二票を投ずる。

 

 

 

 

 

月白貉

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