おしえて123 投稿者 くろぅさん |
<どうしてねじには+と−があるのでしょう。> 使いたいドライバが違ってムッとしたことはないですか? どちらかにしてくれればいいのに。 中にはご丁寧に+と−がいっしょになったねじまであります。 そこまでするなら何故統一してないのでしょうか。 |
iammyさん もともとはマイナスしかありませんでしたが,1935年に 米フィリップス社がプラスねじを開発し特許を取りました。 これ以前に規格化された製品や,米フィリップス社に パテント料を支払いたくないメーカが造った製品に マイナスねじが使われているのでしょう。 現在は,プラスの方がドライバーが滑りにくい・製造 コストが低いなどの理由から,プラスが8割以上の シェアをとっています。 596さん ネジにプラスネジとマイナスネジが有るからやむを得ません。 昔はマイナスネジばかりだったと思いますが、今はプラスネジが多いようです。 プラスドライバーに統一すれば昔の機械が扱えなくなります。 JUNKさん マイナスの方が歴史が古い。プラスの方が後で出てきたが、使いやすい ので現在ではプラスの方がどちらかというと主流。 統一しても良いと思いますが、過去遺産の引継のためでしょう。 Tsuneさん 二つの理由が有ります。 まず一つ目は、今でこそ、プラスのドライバーは当たり前ですが、 家庭電化製品が普及し始めた頃は、木ネジ用のマイナスドライバーが一般的で、 「プラスドライバー」は特殊工具的な存在でした。 ですから、一般の人に開けられたくない所には、プラスドライバーを用いて、 「封印」の意味が有りました。 (今では、特殊形状の、六角穴付きボルトや、「トルクス」といった、 特殊形状のネジが同じ目的で使用されています。) 二つ目に、ラインでの組み立て作業の効率アップの為です。 プラスドライバーの工具(ビット)の先に、プラスネジが、ピタリとつき、 手で持たなくても締め付け作業が出来、片手で作業できる為に、 作業効率が良いのです。 今では、更に進んで、自動ネジ締めロボットなども採用されています。 とっちんさん マイナス(−)ドライバー:以前は工具がないときでも間に合わせの物で ネジを回すことが出来る為、重宝がられていたのかもしれません。 が、マイナスネジはしっかりと規格が統一されていないため、 強い力を掛けると、ネジ山を変形させてしまいます。 プラス(+)ドライバー:固着したネジなどを取り外すときなどに重宝します。 例えば、普通に回すと固着していてネジ山をなめてしまいそうな時、 ドライバーの先をネジ山にあてがい、ドライバーの後端をハンマで叩くことによって ネジの張り付きを無くして回しやすくすることが出来ます。 熟練すると、ハンマによる打撃の瞬間にドライバーを回転させ、 インパクト・ドライバーの様にも使うことが出来るそうです。 浜ちゃん マイナスねじには、ドライバでなくても先端が平らで丈夫なものであれば 回すことができるという長所があります。 また、ねじ頭の直径がドライバで回す力のかかるところになりますから、 小さな力で回しやすいという長所もあります。 プラスねじには、上方にねじこむ際にねじが ドライバーの先で安定するという長所があります。 こうした特長を兼ね備えたものが無いので、併用されている訳です。 既に世の中に出回っている数が多すぎて、どちらかに統一するコストがかかりすぎる ために統一されていないのだと思われます。 エネルギー保存の法則により、 全てが+では膨張してビッグバン、 逆に全てが−なら収縮してブラックホールが生じてしまいます。 混在させることによってバランスをとっています。 ★,。・:*:・゚☆★,。・:*:・゚☆★,。・:*:・゚☆★,。・:*:・゚☆ そ、そんな大きな問題だったんですか?f(^ー^; 足してゼロにしたかったからです。 ねじをしめる仕事をしている人を飽きさせない為です。 ★,。・:*:・゚☆★,。・:*:・゚☆★,。・:*:・゚☆★,。・:*:・゚☆ そうそう、あきさせないことは大事かも。(^。^) |
◆◇ くろぅさんの感想文◆◇ 皆さんありがとうございました。 やはりマイナスのほうが古かったのですね。 混在していても、それなりにバランスがとれているんでしょうね。 8割がプラスなんですか。マイナスは押されてますね。 萬谷先生説によればこのままではビッグバンが来るってことか。 それともマイナスねじの数は減っても質量が増加しているんでしょうか。 じゃあ、マイナスねじを買ったほうが得ですね。 |
正答者の方々(6名)です。ありがとうございます。 |
iammyさん・596さん・JUNKさん・Tsuneさん・ とっちんさん・浜ちゃん・ 萬谷毅さん(^。^)・モンチャックさん(^。^)・てるりんさん(^。^) |