【シリコンバレー=小川義也】米CNBCテレビは23日、米ツイッターが米顧客情報管理(CRM)大手のセールスフォース・ドットコムや米グーグルを含む複数の企業から買収の打診を受けたと報じた。近いうちに正式な買収提案を受ける可能性もあるという。報道を受け、ツイッターの株価は同日の米株式市場で一時、前日の終値に比べて20%以上、上昇した。
利用者や売上高の伸びが鈍化しているツイッターは業績の改善に向け、サービスの見直しなど構造改革を進めている。ただ、今年1月には中核幹部が大量に離職。同社を巡っては、一部事業の売却や他のIT(情報技術)企業による買収観測がたびたび浮上している。