秩父鉄道 三峰ロープウェイ三峰山頂駅発行 普通入場券

前回エントリーで三峰ロープウェイ大輪駅の普通入場券を御紹介いたしましたが、同索道線のもうひとつの駅である三峰山頂駅でも普通入場券の発売がありましたので御紹介いたします。


   


白色無地紋のB型大人・小児用券で、大輪駅のものと同じ山口証券印刷で調製されたものです。


ロープウェイの駅というものは周囲に住民が住んでいるものではなく、殆どの場合において送迎のために入場券を購入する需要は皆無に等しく、大抵の事業者では普通入場券の発売は行われておりませんが、同社ではなぜか山麓の大輪駅と山頂の三峰山頂駅の双方で普通入場券の発売が行われていました。
発売実績は殆どなかったようですが、これらを求める旅客の殆どは「旅の記念」、もしくは私どものようなコレクションのためというのが理由であったものと思われます。
ロープウェイの駅で一般の旅行客が「旅の記念」として入場券を買い求めることは稀であったと思われ、たとえそうであっても山麓駅と山頂駅の双方で入場券を求めることは考えづらく、その殆どはコレクション目的の発売であったものと思われます。


ちなみに、今回御紹介の券は、翌日から営業休止となる5月18日に乗車した際、1年後の再開時には硬券の設備がなくなってしまうのではないかと思って購入したものでしたが、まさか再開されることなく廃止されてしまうとは思ってもおりませんでした。

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コメント
 
 
 
??? (武甲)
2016-04-17 16:08:22
秩父鉄道三峰索道の件、私が知る事実と大きく異なっていますね。

三峰ロープウェイの営業休止についてですが、平成18年5月18日の午後、日常点検中に支柱の基礎部分に亀裂が発見され、即刻運行停止になり、その日は以降運休となりました。
そして翌日、1年間の営業休止の公告がなされました。
事前に5月19日から工事運休が計画されていたという事はありませんし、現地調査は何度も行われましたが、改修工事には最期まで着手されませんでした。

5月18日に現地へ行かれたとの事ですので、運行停止騒ぎには合われなかったのでしょうか。

ちなみに入場券ですが、いつから設備されたか詳細判りませんが、昭和60年代にはありました。(当初は駅名ゴム印記入式)
出札に入場券発売の案内があり、駅名印刷常備になった頃には台紙付きで発売されていました。
また大輪駅では三峰山頂駅の入場券も売っていました。

私は大輪~三峰山頂間の代行バス最終日(平成18年10月20日)に現地で入場券を購入していますが、その券のダッチングの印字のクセと大きく異なっているのが気になります。

 
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