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「実家を売って人材集め」「7年利益なし」起業家たちが明かすベンチャー創業期の苦労話

「実家を売って人材集め」「7年利益なし」起業家たちが明かすベンチャー創業期の苦労話

経営者というと、大きな裁量があり時間やお金の使い方にも融通が利くイメージがあるかもしれませんが、ベンチャー企業の創業者はそれ以上に大きなプレッシャーを抱えて経営を行っています。とくに、立ち上げ間もない頃はさまざまな苦労が絶えません。今回は、起業家たちが経験した創業時の苦労話をまとめました。

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スピーカー
株式会社アカツキ 代表取締役 CEO 塩田元規 氏
株式会社コロプラ 取締役副社長 千葉功太郎 氏
クックパッド株式会社 創業者取締役 佐野陽光 氏

実家を売ってまで人材採用

ベンチャー創業期は人材集めに苦労した企業が多いようです。アカツキ塩田氏は「彼女NG」が出た人材を、実家を抵当に出してまで説得しようとした経験があるとのこと。 th_a-17.25.06

実際に会社を始めるときは、「会社をつくろう」って言って始めたというよりは、ややなりゆきでした。香田に1年ぐらい経って久々に会ったら仕事に飽きてて、本当に死んだ魚みたいな目になってまして……。 「もうやる気ない」みたいに。「じゃあ(一緒に)やる?」と言ったときに、彼はその翌週からいきなり会社休みはじめまして(笑)。これはもう面倒見てあげないといけないなっていうことで会社になったというのが1人目です。ただ、絶対10年間は何があっても裏切らずにやろうっていうのを約束してスタートしました。 もう1人、デザイナー兼エンジニアの人間がいて、もともとシリウステクノロジーズにいてヤフーに買収されたタイミングだったんですけど、やっぱりヤフーのほうが大企業で安定していてですね……。彼はちょうど誘ってたタイミングに彼女と結婚することになっていて、うちに来るって言ってたのに「彼女NG」が出て、「来れない」と言われたんです。 もう「ふざけんな!」っていうことで、家に呼んで鍵を閉めて、3時間監禁するということをして(笑)。何がダメなのかを整理して、1年目の給与を、たぶん400万ぐらいだったと思うんですけど、僕が何をやっても払うと。最悪実家を売るっていうコミットをしてですね……。 塩田 そもそも親に起業したことを言ってなかったんですけど、実家を勝手に抵当に出して(笑)。「ちゃんと給料出すから」っていう話で来てもらいました。
引用元 ベンチャーに苦労はつきもの–創業メンバーの集め方

社長より圧倒的に給料が高い人を雇った

コロプラの千葉氏は、創業時の人材集めでは一般的なITベンチャーと逆の方法をとりました。 00108_962_255391_R

千葉 コロプラは一般的なITベンチャーと逆のやり方をしてみようと思って、友達じゃない人をなるべく増やそうと思ったんです。なので最初、僕と馬場は一緒に知り合いだったんであれなんですけど、それ以外は全員なるべく2人共知らない人を呼びたいと思って。そのために2つのことをやりました。 1つはファインドジョブに広告を出して、今(柳澤さんがおっしゃった)みたいに、我々はこういう思いを持ってこういうことをしたいんだという(ことを)、なるべくビジュアルと一緒に書きまくって、ファインドジョブの5万円で何人も取るっていうのを頑張った。 あと、頑張ってヘッドハントして、それぞれの業界で有名な人にダメ元でアタックしてとにかく通い続けて、ご飯食べてっていうことをやり続けてきて。っていう2つを頑張りましたね。なるべく知らない人に来てもらう。緊張感のためです、会社の。 柳澤 コロプラがすごいのは、自分たちより給料の高い人を雇いましたからね、最初にね。 千葉 そうですね、社長、副社長より圧倒的に給料が高い人を雇った。 柳澤 これ、なかなかできないですよ。すごい覚悟ですね。
引用元 「社長より高給な人を最初に雇った」 コロプラの創業期を支えた、驚きの採用手法とは?

お金がなかったのは恵まれていた

クックパッドの佐野氏はお金集めに苦労したと語っています。最初の利益が出るまでに7年かかったのだそう。 cc433f8b51739a175e9e72c3fc04f8e6

簡単に言っちゃうと最初の利益が出るまで僕7年かかったんですけど、お金なかったんです。たぶんそれがすごく良かったんじゃないかな? って今思うんです。 今、だから15、6年ぐらいである程度利益が出始めて、お金を使って事業を進めるってことができるようになってから、またこれハードルがすごい上がるんです。要するに、環境を作ったりするわけです。新しい事業だったりとか、もっとより料理が楽しみになるために。 我が社の置かれてる状況ってすごい恵まれた環境だと思うんです。だけど、なかなか生まれないんです、これが。なかなか生まれないん……だな。いや実は、お金がなかったってことは、そうすると頭を使うし。
お金からもプレッシャーがかかってるっていうのは、実は恵まれた環境だったんじゃないのかな。例えば「長期的」っていうのと「事業が生み出される環境」っていうのの関係性。例えば「資金が潤沢にあります」っていう状態は、長期的に何かが担保されているように見えつつ、事業が生まれる環境としてはたぶんすごく良くない環境なんです、ある意味。
引用元 「利益が出るまで7年。それが良かった」 クックパッド創業者・佐野陽光氏が語る、お金がなくてよかった話 ベンチャー創業期にはさまざまな苦労がつきもの。しかしそれを乗り越えてこその成長があるのかもしれません。起業を考えている方は、先人たちの直面した苦労や工夫をぜひ参考にしてみてください。

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