09月23日 20時11分
22日夜、名古屋市中村区の公園で、座ったまま動かない男性が見つかり、死亡が確認された事件で男性は住所、職業不詳の56歳と確認されました。
男性は暴行が原因で死亡したとみられ、警察は傷害致死事件として捜査しています。
22日夜10時すぎ、名古屋市中村区の押木田公園で、座ったまま動かない男性が見つかり、病院に搬送されましたが死亡が確認されました。
警察が所持品などから身元の確認を進めたところ死亡したのは住所、職業不詳の重田光則さん(56)と確認されました。
重田さんは白色の半袖の服と黒色のズボンを身につけ、顔や手など全身に殴られたような痕がありました。
警察が詳しく調べたところ暴行されて出た血が気管に詰まって窒息死したとみられるということです。
警察は傷害致死事件として捜査しています。
また、重田さんが座っていた場所の近くに重田さんのかばんが落ちていたことから、警察はかばんからなくなっているものがないかや周辺で不審な人物が目撃されていなかったか調べています。
男性が見つかった押木田公園は名古屋駅から西に2キロほど離れた住宅地にあり、近くには小学校もあります。
神社が隣接する緑の多い公園で遊具のほか、球技ができるスペースがあり、ふだんはサッカーを楽しむ若者などで賑わっています。
近所の人によると、夜間は利用する人はほとんどいないということです。
警察などによりますと、男性は公園の西側にある清掃用具を保管するための木の箱にもたれかかるように座っていたということです。
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